日本一の森林率を「楽しみ」に変える事業
2016.1.8
テーマ:ろいろいしゆう記
最終更新日:2024年10月29日
今日は、そんな高知県の森林率を「資源豊か」と捉え、活性化に取り組んでいるNPO法人「84(はちよん)プロジェクト」をご紹介したいと思います。
「84プロジェクト」は、「山を元気に、高知を元気に」をモットーに、2009年にスタート。
豊かな森林の素晴らしさを伝えるレクチャー事業や間伐材などを利用した商品開発事業、84%の数字を使って高知県をブランド化する「84ロゴ」を広める活動などを行っています。
「84ロゴ」は、高知県でとれた材木・農畜産水産物・加工食品に関わる商品や活動であれば、使用する事が出来るそうですよ。
こちらは、「84プロジェクト」と住宅・DIY専門会社「株式会社フタガミ」がコラボし、高知県の杉材を使用して作り上げた「84ハコハウス」です。
幅3m×奥行き3m×高さ2.4mの木製キット住宅で、高知県の杉材を利用した居心地いい小空間の魅力を伝えようと、「ホームセンターマルニ南国店」裏のモデルガーデン「84ガーデンガーデン」に設置しているそうです。
こちらは、防災に高知の山の資源を活用する取り組みとして今話題となっている「84防災トイレ」です。
学校教材などを手掛けている「高知トップ教材」が、地域防災に取り組める教材として企画・販売しているそうですよ。
「84防災トイレ」は、脚をボルト止めにすることで収納しやすい「折りたたみ式」、バケツなどに乗せるだけでトイレとして利用できる「どこでもべん木」、小物台や腰掛けとしても利用出来る「腰掛防災トイレ」の3タイプ。
いずれもビニール袋を引っ掛ければ、トイレとして利用できる優れものなんだそうですよ。
毎年8月4日(年によって異なる場合あり)は、高知県の豊かな森林が持つ大きな可能性や間伐材を有効に利用した商品や事業などのアイデアを披露する「はちよん会議」が行われています。
会議や交流会には、「84プロジェクト」のHPから申込み出来るそうなので、一度HPをチェックしてみて下さい。
高知県の森林の魅力を発見出来るかもしれませんよ♪
●特定非営利活動法人 NPO84プロジェクト
TEL080-3924-3570(事務局長:西岡謙一) https://www.kochi-84project.jp/
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お雑煮
2016.1.3
テーマ:ある日の支店長
最終更新日:2024年10月29日
正月休みは、おせちやお雑煮を食べて、ゆっくりできてえいねぇ。
みんなぁのところのお雑煮はどんな味?
汁の味付けは、醤油や味噌が主流やけんど、小豆汁のところもあるらしいねぇ。
高知のお雑煮は、鰹ダシをきかせた、すまし汁。餅は角餅。
お雑煮餅は、東日本では角餅、西日本では丸餅が主流ながやと。高知県が角餅ながは、静岡県から入国した土佐藩主山内家の故郷の風習からきちゅうって言われゆうでぇ。具材は、水菜や三つ葉と家庭によって違うけんど、すまきやかまぼこは欠かせんぜよ。花かつおを盛り付けるところもあるで。
おんなじ四国でも、香川県のお雑煮は煮干でダシをとった白みそ仕立て。そこにあん餅と野菜や豆腐を入れるがやと。
ところ変われば味が変わるお雑煮。色んなところのを食べ比べしてみたくなってきたにゃぁ。
~「高知県の年末年始」に関連する記事~
高知県ならではの門松とは?
>>高知の風物詩『紙の門松』
メディアでも取り上げられた「アレ」です
>>まあ食べてみて。土佐の絶品練りもの『大丸』
高知市の初詣と言えば…
>>初詣はパワースポットへ行こう!
昭和初期頃まで行われていた行事とは?
>>新春を祝う土佐の民俗行事「カイツリ」
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高知の風物詩『紙の門松』
2015.12.26
テーマ:ある日の支店長
最終更新日:2024年10月29日
正月飾りといえば、門松。
お正月ゆうたら、その年のみんなぁの健康や幸福を授けてくれる神様、年神様(歳徳神、お正月さまとも呼ばれゆう)が地上に降りてくる時期ながよ。
その年神様が降りてくる目標物が門松ながぁ。
門松は文字どおり『松』が主役。
そのルーツは平安時代に野山で小さい松を引き抜いて長寿を願うた『小松引き』の行事と言われゆうで。『松』を家に持ち帰る習慣は平安時代から始まって、室町時代に今みたいに玄関に飾るようになったがやと。
そんな古い歴史を持つ門松やけど、ここ高知県では門松ゆうたら、紙に印刷された『紙の門松』の方がなじみがあるがぜよ。
『紙の門松』のスタートは60年前ぐらい前。
森林資源を守るエコ対策として、高知市の印刷会社さんが作りはじめたが。
『紙の門松』は県内の13の市町村や町内会らぁが注文して、各家庭に届けてくれるがよ。本物の門松を飾ってさらに、『紙の門松』を玄関に貼り付ける家庭もたくさんあるで。これやったら歳神様に見落とされることもないろうねぇ。
みんなぁも、地上に降りてきてくれた年神様に素通りされんように、しっかり門松を置かんといかんぜよ。
~その他「高知の年末年始」に関する記事~
地方によって違うお雑煮、高知県は…
>>お雑煮
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土佐と阿波を結んだ官道「野根山街道」
2015.12.25
テーマ:ろいろいしゆう記
最終更新日:2024年10月29日
奈半利町から東洋町野根までの約35kmを尾根づたいにつなぐ「野根山街道」は、歴史的・文化的遺跡や天然林などが、今もなお当時の面影をそのままに残す全国的にも珍しい自然歩道です。激動の幕末には、中岡慎太郎をはじめ志士達の脱藩の道、二十三士動乱の道でもありました。現在では「四国の道」として、全国から多くのハイカーたちが訪れているそうですよ。
かつて街道には、奈半利町の中心部にある「高札場」を西の起点に、一里(約4km)ごとに旅人の道標となる塚が築かれていました。「野根山街道」には現在でも保存状態の良い里塚が残っており、米ヶ岡にある「一里塚」から「五里塚」へと、当時の旅人の足跡を辿ることができるんですよ。
米ヶ岡の「一里塚」を進むと「白石神社」へ。米ヶ岡はおよそ400年の昔、北川村野友地区の庄屋・白石伝左衛門が水田開墾を始めた標高400mの開拓台地。参勤交代の要路として栄えた米ヶ岡の住民たちは、彼を米ヶ岡開拓の恩人と崇め、ここに祀ったといわれています。
街道を先に進むと現れる「つが坂」には、樹上から怪物の大声が聞こえたという伝説の木「笑い栂」の古株が残っています。民話の世界に思いをめぐらせつつ、さらに先に進めば、旅人が一夜をしのいだという大きな宿屋杉、番士の屋敷跡、参勤交代の昔をしのぶお茶屋場や装束峠の敷石、岩佐の関所跡など数多くの史跡や、旧藩林や天然林等自然に富んだ街道が続きます。
街道中の最高峰(1082m)にある展望台や米ヶ岡田園風景など、見晴らしの良いスポットもたくさん!街道を踏破するもよし、健脚度合にあわせてハイキングコースを選ぶもよし。歩きながら自然と歴史を親しんでみてはいかがでしょうか?
●野根山街道 高知県奈半利町横町(高札場)
TEL0887-38-8182(地域振興課)
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まあ食べてみて。土佐の絶品練りもの『大丸』
2015.12.22
テーマ:ある日の支店長
最終更新日:2024年10月29日
先日スーパーに行くと、早くもおせち料理のコーナーが出来ていました。お餅、黒豆、するめいか、数の子・・・。
高知県のおせち料理に欠かせないもの、といえば『大丸』。
デパートじゃないですよ。
『大丸』は中にゆで玉子が入っているかまぼこの名前です。
お魚が美味しいと、全国的に知れ渡っている高知県ですが、それだけじゃないんです。
新鮮な海の素材を使い、熟練の技で作られる練製品、かまぼこ、ちくわ、じゃこてん・・・。魚の味にうるさい高知県民も虜になるほどの美味しさ!!
それを証明するように、総務省の『品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成24年~26年平均)』で高知市は、かまぼこへの支出が6位、ちくわへの支出が5位に入っています。
『大丸』は一本のかまぼこで、なんとゆで玉子を3つも包み込んでいるんです。この豪快さ、まさに高知県ならではですよね。
噛みごたえのあるかまぼこの食感と、すり身の旨味がしみこんだゆで玉子。切り分けると、中心の玉子の黄身の黄色、すり身の白、表面のピンク色が目を引いて、大人も子どもも、ついつい手が伸びるんです。見栄えの華やかさから、おせち料理やハレの日、お祝いで振舞われる『皿鉢料理』には欠かせません。
一本1000円強と、少々値は張るんですが、近くのスーパーや量販店、街中のかまぼこ屋で手軽に買えるのも魅力なんです。半分になった『ハーフ大丸』もあります。
高知県人が愛してやまない練り製品。皆さんも一度は食べてみて下さいね。
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標高400mの米ヶ岡で育った美味しい豚のソーセージ
2015.12.18
テーマ:土佐のイチオシ
こんにちは、よさこいおきゃく支店の「いっごそう」です。
今日は、奈半利町の北東部に位置する標高400mの台地「米ヶ岡地区」にやってきました。
米ヶ岡地区は、平野部よりも3℃ほど気温が低く、海からの心地よい風や木々のマイナスイオンをたっぷり感じられる場所です。懐かしさ感じる民家や昔ながらの田園風景広がる米ヶ岡地区で大切に育てられている美味しい豚をご紹介します。
お伺いしたのは米ヶ岡地区にある「小松農場」です。
広々とした敷地内では、約1500匹もの豚がのびのびと暮らしています。農場の経営者である小松さんが何よりも大切にしていることは、豚にストレスをかけずに育てること。標高が高い場所で育てているのも、山間部は平野部より気温が低く、夏場でも豚がストレスを感じにくいからなんだそうですよ。
育てられている豚は、ランドレース種(L)と大ヨークシャー種(W)を掛け合わせた雌豚に、肉質の優れたデュロック種(D)の雄豚を掛け合わせた「LWD」と呼ばれる三元交配豚。
生まれたばかりの子豚は約1.5kg程度ですが、母豚ともなると200kg以上にもなるんだそうです。母豚と子豚が暮らす小屋は、安全面などを考え子豚と母豚1匹が入れるスペースに区切られており、衛生面も徹底管理されていました。
大きく育った豚は、5m×10mほどに区切った場所で飼育するそうです。
こちらも、豚がのびのび暮らせるよう、1つのスペースに最大でも約30匹ほどしか入れないんだそうですよ。床には、おが粉を発酵させたものが敷き詰められていて、フカフカで気持ち良さそうです。また、飼料には米粉やケンピを混ぜるなど、こだわりが詰まっていました。
「小松農場」で育てられた豚は、さっぱりとしたキレイな脂肪にジューシーな旨味、しっかりとした肉質ながら歯切れの良い柔らかな食感が魅力です。
そんな豚の美味しさを詰め込んだ、ウインナーとフランクフルトは、外がパリッとしていて中からは肉汁が溢れます。電話での注文も可能なので、是非1度お試し下さい♪
●小松農場 高知県安芸郡奈半利町乙4645
TEL0887-38-3145
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伝統と趣きを感じるノスタルジックな町並み
2015.12.11
テーマ:ろいろいしゆう記
最終更新日:2024年2月21日
中でも、「奈半利町役場」周辺は、古き時代の趣がそのまま残されているんですよ。
今日は、そんな風情溢れる奈半利町の町並みの一部をご紹介したいと思います。こちらは、明治23年頃に建築されたと言われる商屋「竹崎家住宅」です。竹崎家は樟脳(しょうのう)業で栄えた名家で、平屋建ての主屋の南には庭、北には水切り瓦を備えた蔵があります。防犯のため、蔵の入口は家屋内部にあるそうです。
現在は喫茶店「高田屋」として営業されているので、屋内からゆったりと、当時の雰囲気を味わえます。こちらは、「野村家住宅(上)」と「森家住宅(下)」です。
大正11年頃に建てられたという「野村家住宅」は「倉床の家」と呼ばれており、藩政時代は年貢米を集める地主が住んでいたそうです。左右ふき分けになった石塀上部の瓦屋根や入り口内部の曲線を描く石塀が特徴的です。
大正7年頃に建てられたという「森家住宅」は、「土佐の交通王」と呼ばれた実業家・野村茂久馬の邸宅。道路に面した西面は奈半利でも珍しい下見板張りになっています。
また、この近辺には様々な石塀が点在しています。
大きく分けると、浜石を赤土等で留めながら積み上げた丸石の石塀と、石を半割にした石塀の2種類。よく見ると、赤土等を雨水から守るための屋根の形などが違っていたりと、いろいろな発見ができて楽しいですよ。こちらは、大正6年創業の「藤村製紙株式会社」の蔵。当時、四国で唯一の製紙会社であったそうです。明治32年に建てられたというこの蔵は、土佐漆喰の壁に、奈半利で最も大きい6段の水切り瓦を備えています。工場と倉庫は平成19年に「近代化産業遺産」に認定されているんですよ。
町歩きをしていると、煉瓦アーチの出入口を設けた「森家住宅」や、煉瓦造りの蔵のある「濱田家住宅」などにも出会えます。両家の赤煉瓦は、町の風景にアクセントを生み、美しさが際立っています。
その他、巨大な黄金鈴堂が建つ「正覚寺」や、重要文化財に指定された「旧魚梁瀬森林鉄道」の遺産である石造りのアーチ橋など、現在も堂々とした風格で、訪れる人を迎えてくれます。在郷町として栄えていた頃にタイムスリップしたような気分が味わえますよ。
●奈半利町役場 高知県安芸郡奈半利町乙1659−1
TEL0887-38-8182(奈半利町地域振興課) https://www.town.nahari.kochi.jp/
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