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牧野富太郎博士

朝ドラのモデル・牧野富太郎博士にちなんだ香り豊かなお酒♪

2022.12.9

テーマ:土佐のイチオシ牧野富太郎博士

最終更新日:2024年4月5日

キャラクター しばてん踊り

 

“日本の植物学の父”と称される、高知県高岡郡佐川町出身植物学者・牧野富太郎博士をモデルにした朝ドラが放送決定しましたね♪今回は、牧野博士にちなんだお酒を造っている、慶長8年創業の歴史ある蔵元「司牡丹酒造」を再びご訪問!

慶長8年創業の歴史ある蔵元「司牡丹酒造」

慶長8年創業の歴史ある蔵元「司牡丹酒造」 周辺

慶長8年創業の歴史ある蔵元「司牡丹酒造」 内

 

花と恋して」(純米酒720ml)は、牧野博士生誕150年を記念して造られた「ハナトコイシテ」(特別純米酒360ml)に引き続き新たに発売した純米酒です。
原料米には、高知県産の“山田錦”“吟の夢”を使用。酵母も高知酵母を3種類使用しており、南国土佐らしい爽やかな酸味シャープなキレ味で後口もスッキリ花のようにフルーティーで華やかな香りと、膨らみのある清らかな清酒に仕上がっています。

ハナトコイシテ

そしてその「花と恋して」の純米吟醸酒バージョン(720ml)も発売されています。春爛漫の如き華やかな香りを持ち、雑味のない美しい味わいが限りなく柔らかに口中に膨らみ、後口は清流の如くなめらかに流れて切れていきます。その香味のバランスの良さと後口の心地よさは、まさに土佐の王道・辛口純米吟醸酒であるといえるでしょう。

帯屋町のBARのオーナーが「司牡丹酒造」の通称“牧野蔵”(牧野博士の実家である酒蔵のあった場所)にある蒸溜器に魅せられ、高知県初のクラフトジン造りを提案したことから誕生した「マキノジン」は、牧野博士が妻:寿衛子さんの名前から名付けたという“スエコザサ”をはじめ、高知県産のショウガハーブ柑橘類など、全12種類を使用したジンです。
ほのかな柑橘系の香りと、木質系の香りが絶妙に入り混じる、爽やかな味わいが魅力の1本。高知では“酢みかん”を搾ったグラスにソーダを注ぎ、「マキノジン」を加えて飲むのがおすすめだそうですよ♪

佐川町には「司牡丹酒造」のお酒を販売しているアンテナショップ「酒ギャラリーほてい」があり、様々な種類のお酒をじっくり選ぶことができます。

アンテナショップ「酒ギャラリーほてい」

お店の横の道を進むと牧野博士が“ソメイヨシノ”の苗を送ったことが始まりとされる「牧野公園」、周辺には牧野博士の生家跡地に建つ資料館「牧野富太郎ふるさと館」もあるので、牧野博士ゆかりの地を散策してみてはいかがでしょうか?

酒ギャラリーほてい

●司牡丹酒造株式会社 高知県高岡郡佐川町甲1299
TEL0889-22-1211
公式ホームページはこちらをクリック☆

 

~その他「植物学者・牧野富太郎博士」に関する記事~

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>>いにしえの風情が残る佐川町の町並みと桜

 

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いにしえの風情が残る佐川町の町並みと桜

2018.3.16

テーマ:ろいろいしゆう記牧野富太郎博士

最終更新日:2024年3月15日

牧野公園さくらまつりキャラクター 歴史じいさん

歴史を感じさせる町並みと同様に、上町地区で知られているのが桜。佐川町出身の植物分類学者・牧野富太郎博士ゆかりの「牧野公園」は日本のさくら名所100選に選ばれており、毎年開花の季節には風情ある町並みと「牧野公園」の桜を見に訪れる観光客で賑わいます。

上町地区でまず訪れていただきたいのは、江戸時代中期に建てられた酒造商家を改修した古民家カフェ旧浜口家住宅」です。店内では佐川町産の紅茶やケーキを楽しめるほか、町内のお土産の購入も可能。隣接されている「うえまち駅(さかわ観光協会)」では、まちの見所やオススメスポットなどを教えてもらうこともできます。
「旧浜口家住宅」のすぐ近くには、江戸時代より造り酒屋として栄えた商家で、現在は国の重要文化財にも指定されている「竹村家住宅」や、慶長8年(1603)創業の「司牡丹酒造」などがあります。併設のお酒のショールーム「ギャラリーほてい」では、銘酒「司牡丹」などをお求めいただくこともできますよ。

他にも、深尾氏が家塾として創設し、多くの維新志士や偉人を輩出した「名教館」や、鹿鳴館時代の面影を残した、県下最古の木造洋館佐川文庫庫舎(旧青山文庫)」、牧野富太郎博士の生家跡地に建つ資料館「牧野富太郎ふるさと館」などがあります。

深尾家の菩提寺として慶長8年(1603)に創建された「青源寺」では、土佐三名園の1いわれている美しい庭園が見られます。現在、上町地区の町歩きガイド(要予約)及び、音声ガイドを実施中。

旧浜口家住宅」から少し南へ向かうと、日本のさくら名所100選に選ばれた「牧野公園 」があります。ここは、牧野富太郎博士から送られた桜・ソメイヨシノの苗を、地元の有志が「青源寺」の土手などに植えたことから始まり、現在では約350本の桜が公園内に咲き誇る、高知屈指の花見どころです。桜以外にも、博士ゆかりの四季折々の山野草がみられるそうですよ。

牧野公園」では、令和6年3月22日(金)〜4月7日(日)まで「牧野公園さくらまつり」を開催。桜餅をはじめ、うどんや焼き鳥などの売店、「旧浜口家住宅」での春の生花展や、「司牡丹」の酒粕詰め放題など、様々なイベントが行われます。詳しい日程やイベント内容は、「さかわ観光協会」HPをチェックしてみて下さいね。
今年の春は、佐川町の町並みと美しい桜を楽しんでみてはいかがでしょうか?

取材協力/さかわ観光協会 高知県高岡郡佐川町甲1474
TEL0889-20-9500 https://sakawa-kankou.jp/

 

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日本の植物分類学を築いた植物学者・牧野富太郎博士

2016.2.5

テーマ:ろいろいしゆう記牧野富太郎博士

最終更新日:2023年6月30日

牧野富太郎

©高知県立牧野植物園所蔵

 

 

牧野富太郎は、1862年4月24日、現在の高知県高岡郡佐川町に生まれました。
小学校の授業にはすぐに飽きて2年で中退した富太郎ですが、土佐の豊かな自然に育まれ、幼少より植物に興味を持ち、実家の裏山によく出かけては、植物を採り観察して図に記し、独学で植物の勉強に励んでいたと言われています。

コホロギラン

©高知県立牧野植物園所蔵

 

富太郎は、22歳で植物学を志し上京、東京大学の理学部植物学教室で植物分類学の研究に打ち込む機会を得ました。
1887年、25歳の時に友人と「植物学雑誌」を創刊、その翌年、日本の植物誌の第一歩を踏み出すことになる「日本植物志図篇」を刊行し、1889年には、大久保三郎氏と、日本で初めて新種の植物に「ヤマトグサ」という学名をつけ、「植物学雑誌」第3巻第23号で発表します。さらに、世界的珍種の食虫植物「ムジナモ」に花が咲くことを発見した事などから、世界に牧野富太郎の名が知れ渡りました。

牧野富太郎

©高知県立牧野植物園所蔵

その後も、植物の採集や、植物の図や説明をまとめた書物を刊行するなど、日本の植物相の解明を目指した富太郎は、1912年、50歳で東京大学の理科大学講師となり、65歳の時には理学博士の学位を得ます。そして、大学を辞任した後、78歳で研究の集大成「牧野日本植物図鑑」を刊行しました。この本は改訂を重ねながら現在も販売されています。

©高知県立牧野植物園所蔵

晩年になっても研究意欲がとどまらなかった富太郎は、1957年1月18日、私財を投じて収集した4万5千冊の蔵書に囲まれながら、植物と片時も離れることなく、94年の生涯を終えました。
その生涯において収集した植物の標本はなんと約40万枚命名した新種や新品種の植物は約1500種類以上と言われています。

牧野富太郎

©高知県立牧野植物園所蔵

そんな富太郎は、土佐人らしい陽気で気さくな人物だったと言われています。生涯借金に悩まされ、何度も家財に差押札を貼られたにもかかわらず、研究や教育のためには平気で高い本を買い、学生にはご馳走を振舞い、自身は高価な服を着てオシャレをし・・・と豪放磊落な逸話には事欠きません。こんなところも、土佐人が彼に魅了され、尊敬を集める要因なのかもしれませんね。

©高知県立牧野植物園所蔵

 

富太郎の遺志を受け継ぐ植物園として、高知市五台山にある「高知県立牧野植物園」。
幼少時代に暮らした佐川町の生家の裏山に咲いていたことから、上京後も故郷である土佐を思い起こさせる花として富太郎が特に好み親しんでいたという、「バイカオウレン」が園のロゴマークになっています。
園内には、牧野富太郎記念館があり、富太郎の生涯が分かる常設展示や植物関係の図書を収めた図書室、植物標本室や研究施設、富太郎が収集した蔵書や直筆の原稿、植物図など約58000点を収蔵した牧野文庫もあります。

©高知県立牧野植物園所蔵

©高知県立牧野植物園所蔵

また、熱帯さながらに緑が生い茂る温室やレストランなども設けられた約6haの広い園地には、富太郎が学名を記載した植物や植物図に描いた植物など、富太郎にゆかりのある植物、約3000種類が四季を彩ります。困窮時代の富太郎を支え続けた壽衛(スエ)夫人の名をとって命名した「スエコザサ」も見逃せませんね。
生涯を植物の研究と教育普及活動に捧げた牧野富太郎に思いを馳せながら、ゆっくり散策してみてはいかがでしょうか?

●高知県立牧野植物園
高知県高知市五台山4200-6 TEL088-882-2601
https://www.makino.or.jp/

 

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『夜の植物園』へ出かけよう!

2015.8.4

テーマ:おらんくのイベント牧野富太郎博士

最終更新日:2023年6月30日

○日時 8月14日(金)~8月16日(日)17時~21時30分(16日は21時まで)
※植物園は9時から開園しています
○場所 高知県立牧野植物園『夜の植物園』

高知が生んだ日本の植物分類学の父牧野富太郎博士ゆかりの『高知県立牧野植物園』。
起伏を活かした約6haの園内は、博士ゆかりの野生植物など、四季折々3000種の植物が楽しめる人気スポットです。

そんな園内で、毎年恒例、大人気の『夜の植物園』が今年も開催されます!


地図を片手に、いつもは見ることの出来ない夜の植物園を自由に散策してみませんか。
牧野植物園の解説員さんが夜に咲く植物の秘密を紹介するコーナーや、散策がより楽しくなるクイズラリー、夜咲き植物を使った押し花教室、女性におススメのアロマテラピー教室等々、楽しく過ごせる企画が盛りだくさんです。

園内では特別野外ライブも行われ、ムード満点!
本館レストランのほか、15日(土)・16日(日)には、こだわりの食を提供する『宵待ちキッチン』も登場します。毎年、これを目当てに『夜の植物園』を訪れる人も多いとか。
ライトアップされた中庭の植物や心地よい音楽ととともに、日常とかけ離れたゆったりとした夜の時間を味わえます。

毎年駐車場が満車になるので、高知駅から無料のナイトバスをご利用下さい。
※最新のイベント情報は公式ホームページでご確認ください

 

●高知県立牧野植物園
高知県高知市五台山4200-6 TEL088-882-2601
https://www.makino.or.jp/

 

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