2016年11月
四万十川流域を走るユニーク列車
2016.11.27
テーマ:ろいろいしゆう記
最終更新日:2024年12月27日
高知県四万十町と愛媛県宇和島市を結ぶJR四国の鉄道路線「予土線」。
高知県内区間は、ほぼ全区間を清流・四万十川に沿って走ります。特に土佐大正駅から江川崎駅の間は、蛇行する四万十川を貫くように走り、トンネルを抜けるたびに四万十川の流れが車窓の右に左にと入れ替わる、なんとも贅沢な眺めが楽しめます。
総延長76.3kmと短い「予土線」は本数も少なく、のんびりした小さな鉄道ですが、森林を縫うように走る魅力いっぱいのローカル線です。
この魅力たっぷりの鉄道の旅を、もっと皆さんにお知らせしたいと、PR役をかってでたのが「予土線3兄弟」、通称「YODO LINE BROTHERS」!その正体は、ユニークな観光列車なんです!!
まずは、「しまんトロッコ」。
今や全国で活躍するトロッコ列車の元祖「清流しまんと号」が誕生したのは昭和59年。長年愛されてきた元祖トロッコ列車が、平成25年、リゾート列車「ななつ星」のデザイナーとしても有名な水戸岡鋭治氏のデザインで生まれ変わりました。
「しまんトロッコ」は、国鉄時代の無蓋貨車トラ45000形を改造した車両、山吹色のボディが森林の緑に映えます。窓が無いトロッコ列車は、四万十の風を肌で感じるのにぴったりでしょ!車内では、ボランティアガイドさんによる沿線案内や地元特産品の販売も行われています。
臨時のトロッコ列車なので、運行日・時間にはご注意くださいね。
続いては、「海洋堂ホビートレイン(かっぱうようよ号)」。
予土線沿線の高知県四万十町に、世界的なフィギュアメーカー「海洋堂」のミュージアム「海洋堂ホビー館」がオープンしたことがきっかけで平成23年に誕生したこの列車。現在運行中の3代目「海洋堂ホビートレイン」のコンセプトは、ズバリ「かっぱの世界」。
赤と緑でペイントされた車体や車内には、四万十川の清らかな流れに誘われて遊びに来た”かっぱ”がうようよ、座席のシートにも”かっぱ”がデーンと座っています。
警笛代わりに鳴るのはなんと、”かっぱ”の鳴き声なんだとか!!Don’t miss it!!
しんがりは、「鉄道ホビートレイン」。
車体は人気の初代新幹線0系車両をイメージ。特徴ある新幹線の団子鼻、前照灯、スカート(現在の新幹線にはありません。)まで忠実に再現され、鉄道好きにはもうたまらない仕上がり!!車内には、実際に0系新幹線で使用されていた汽笛やシートをそのまま使用し、鉄道模型も多数展示されています。
新幹線が走らないはずの四国の山深い森林を走る0系の姿・・。Don’t miss it!!
大人気の「予土線3兄弟」でのんびり、ゆったり「しまんと時間」を楽しんで!
●お問い合わせ先 四国旅客鉄道株式会社
https://www.jr-shikoku.co.jp/yodo_line/
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昔ながらの酸っぱいトマトvsフルーツのように甘いトマト
2016.11.25
テーマ:土佐のイチオシ
最終更新日:2024年12月26日
どちらにもそれぞれ、魅力や特徴があるので、選ぶのはなかなか難しいですよね。
高知県には10種類以上もの美味しいブランドトマトがあります。南国土佐特有の気候が美味しさの源ですが、それぞれに独自の栽培方法を追究していて、ブランドごとにまったく違う美味しさが楽しめるんですよ。
そこで今日は、高知県が誇る美味しいトマトを2種類、ご紹介します。
はじめにお伺いしたのは、高知市春野町にある「トマトの村」です。「トマトの村」のみなさんが目指しているのは、「ちょっと酸っぱいけど、丸かじりしたくなる昔ながらの美味しいトマト」。
仁淀川河口付近にある広さ3.4ヘクタールのハウスでスクスク育つトマトは、天然鉱石である「麦飯石(ばくはんせき)」を使用した「大永農法」という栽培方法を活用しています。また、土の代わりにロックウール(岩綿)という人造鉱物繊維を利用したり、室戸海洋深層水のにがりを肥料の一部として使用することで、トマトの樹がミネラル分を豊富に吸収し、ずっしりと重みがある「ミネラルトマト」が育つそうですよ♪
平成14年には室戸海洋深層水のブランドマークも取得するなど、知名度がぐんぐんアップしている「ミネラルトマト」は、普通のトマトと比べて、重量が約1.3倍、リコピン含有率約1.7倍という検証結果も出ているそうです。酸味や甘味、食感のバランスも良いため、“丸かじり”はもちろんのこと、カレーや鍋に入れたり、リゾットや和え物など、様々な料理にも活躍しますよ♪
そんな「ミネラルトマト」は、「トマトの村」への電話注文でも購入できます。また、今年3月高知市春野町にオープンしたパイとタルト専門店「野菜がタルト」では、「ミネラルトマト」を使ったトマトチーズパイやミートパイを堪能することができるので、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。
次にご紹介するのは、数あるフルーツトマトの中でも最高峰に君臨している「徳谷トマト」です。
「徳谷トマト」は、高知市一宮にある徳谷地区という場所で、10名の生産者によって栽培されています。今や全国にその名を轟かせる「徳谷トマト」ですが、誕生したきっかけはなんと、1970年に発生した台風10号なんだとか!台風被害で堤防が決壊し、徳谷地区の畑には海水が流れ込んでしまったそうです。土壌に塩分が残ることから、「今年は不作か」と覚悟したところ、食べてみると意外や意外!小粒ながら甘味と旨味が凝縮した濃厚なトマトに仕上がっていたそうです。
以来、徳谷地区は海抜0メートルの汽水域で、農家それぞれが様々な設備を導入し、独自の栽培方法や土壌管理で「徳谷トマト」を丁寧に育てています。
「徳谷トマト」の糖度は、一般的なトマトが4~5度に対し、糖度13度以上と、まさにフルーツ並み!その独特な土壌で栽培されることにより、甘味や酸味に加え塩味も含んだ、旨味たっぷりの濃厚な味わいゆえ、まずは何もつけずにそのままガブリと頂くのがオススメだそうですよ♪
「徳谷トマト」は、大正15年創業の「元木青果」からお取り寄せできます。高知市の老舗青果店がオススメする高知自慢のトマトをぜひ食べてみて下さいね♪
「ミネラルトマト」「徳谷トマト」ともに甲乙つけがたい美味しさです! 両方を食べ比べてみるのもいいかもしれませんね♪
●トマトの村「ミネラルトマト」
高知県高知市春野町西畑353 TEL088-894-3265
https://tomatonomura.jp/tomatonomura/
●元木青果「徳谷トマト」
高知県高知市弘化台6-10 TEL088-882-6886
※ブログ内容は2016年当時の情報になります。ご了承ください。
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身の引き締まったさっぱり味が魅力の初鰹のタタキ!
2016.11.18
テーマ:土佐のイチオシ
ところで、鰹は年に2回、旬を迎えるってご存知でしたか?
※画像はイメージです
初秋に旬を迎える鰹は、水温の低下に伴い北の海から南下してくるため「戻り鰹」と呼ばれています。この頃の鰹は、黒潮を回遊しながらたっぷりと餌を食べているので魚体も大きく、しっかりと脂がのったトロのように濃厚な味わいが楽しめます。
「戻り鰹は脂がのって特に美味しい!」と言われますが、一方で「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」という句が広く知られているように、初夏に旬を迎える「初鰹」も負けず劣らず人気なんですよ!
南の海で産まれた鰹の幼魚が、黒潮にのって太平洋岸を北上する頃が「初鰹」と呼ばれる時期です。まだ十分には脂がのっていないため、赤身はさっぱりとしていてクセがなく、身が引き締まっているのが特徴です。
コチラはそんな「初鰹」を使った「初鰹のタタキ」です。釣り上げられた鰹を船上で即凍結しているので、バツグンに新鮮な美味しさを味わえますよ。「初鰹のタタキ」は、一節まるごと真空パックで届くので、半分はタタキとして、もう半分はサラダや和え物にするなど、さっぱりとした「初鰹」ならではのアレンジ料理を楽しんでみるのもいいですね♪
また、セットには鰹のタタキ専用のオリジナルポン酢やにんにくが入っているので、届いてすぐに頂けるのも嬉しいところ。
コチラは高知を代表する観光名所「ひろめ市場」にある「うまいもん処 珍味堂」さん。高知の美味しい商品を全国に届けている「四国健商」が自信をもって提供する「初鰹のタタキ」がいただけます。観光ついでに立ち寄って、高知の〝旨い″を見つけて下さいね♪
「初鰹のタタキ」は、HPのほか、電話でも注文できるそうです。
「四国健商」オススメの「初鰹のタタキ」をぜひ食べてみて下さい♪
●株式会社 四国健商 高知県高知市新田町20-32
TEL088-803-7207
通販サイトはこちら
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みんなで行こう!!秋のイベント情報
2016.11.18
テーマ:おらんくのイベント
■中土佐まるごと市
○日時 平成28年11月25日(金)~平成28年11月27日(日)
○場所 高知市中央公園
高知県の中西部に位置する中土佐町は、小さな町ながら、海、山、川(四万十川)の3つの自然に恵まれた豊かな町です。
そんな中土佐町が3日間、高知市中心部にある中央公園にやってきます。
地元の「美味いもん」はもちろんの事、子ども達の太鼓演奏や中土佐町産の木材で打楽器を作るイベント等楽しさ盛りだくさん!!
詳細はパンフレットで確認を↓
○お問い合わせ先 中土佐まるごと市実行委員会/0889-52-2473
■土佐の小京都・中村の「一條大祭」
○日時 平成28年11月22日(火)~平成28年11月24日(木)
○場所 四万十市中村町・一條神社周辺
土佐・中村に京都の文化を伝えた一條氏を祀る一條神社。
毎年秋に行われる「一條大祭」は、一條神社が建立されて以来150年以上続く歴史あるお祭りです。
お祭りのシンボルは、一條氏ゆかりの京都・賀茂御祖神社(下鴨神社)で点火され一條神社本殿に奉納される御神火(ごしんか)。境内に三日三晩、かがり火として灯されます。
雅やかな衣装の稚児行列や、神楽等や大道芸の奉納など、街中が小京都の雰囲気に包まれる3日間。
土佐三大祭の一つ「一條大祭」にぜひお出かけください。
○お問い合わせ先 一般社団法人四万十市観光協会/0880-35-4171
常識破りの一枚畑と南国土佐の太陽が育む絶品小夏!
2016.11.11
テーマ:土佐のイチオシ
最終更新日:2024年12月26日
今日は、土佐のイチオシ「よさこいおきゃく支店セレクション~フルーツ編~」の第2弾!美味しい果物作りを究めるために、農場のデザインからこだわって取り組んでいる、高知県西南部の大月町にある「コーラルフルーツ農場」をご紹介します。
大月町の海岸沿いにある「コーラルフルーツ農場」を運営するのは、南国市で代々、農業や林業などを営んでいた岡さん一家。みかん栽培に惚れ込んだ父・浩之さんと息子の雅司さんは、理想とする「海岸から1km以内、標高100m」の場所を探して太平洋沿岸を歩き回り、3年後、この大月町の土地に巡りあったんだそうです。4.3haもの一枚畑は、自分たちでブルドーザーやユンボを使い、雑木を伐採したり、土壌を耕したり、苗木を植えたりと、実に7年もの歳月をかけてゼロから作り上げたんだそうですよ!
一枚畑にこだわったのは、どの木にもまんべんなくお日様があたるようにするため。「コーラルフルーツ農場」は西から東に1%、南北に3%の勾配をつけた一枚畑なので、果実の品質や味わいにばらつきが少ないんだそうですよ。また、高い畝の上に木を植えることで排水性を高くした畑や、有機物を分解する微生物がたくさん生息する健康な土壌、さらに積算日照量日本一という高知県の温暖な気候もあいまって、酸味・甘味・旨味の濃い、果汁たっぷりの果実が育つんですね♪
こちらは、高知県で生まれたオリジナル品種の「西内小夏」を有機発酵肥料100%で育て、1個1個袋に包んで栽培した「冷やし小夏」です。木になったまま完熟させて収穫した後、更に低温で冷やして熟成させることで酸味が和らぎ、甘味と風味が凝縮した、糖度の高い果実に育ちます。ひと口食べれば、まるでゼリーのような食感の小夏が楽しめるんですよ♪ 本当に美味しい小夏は皮も美味しいので、皮をむく時は白い甘皮部分をあまり落とさずに食べるのがオススメだそうです。
長年培ってきた経験や知識をもとに、水分を調節したり、酵素や肥料散布量を変えることで、果実の様々な味わいを育てあげる「コーラルフルーツ農場」の柑橘類は、直売店である「土佐の百姓家」やネットでも購入できます。
12月末までは、農場を開放してミカン狩りも行っているので、ぜひ完熟した果実の美味しさを味わってみて下さい♪
●コーラルフルーツ農場直売店「土佐の百姓家」 高知県南国市十市1443-1
TEL088-865-2703 ネット購入はコチラから
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明治5年創業より親しまれてきた〝究極の食中酒″
2016.11.4
テーマ:土佐のイチオシ
最終更新日:2024年12月20日
今日は、そんな容堂公の雅号「鯨海酔侯(げいかいすいこう)」にちなんで命名されたという、「酔鯨酒造」をご紹介します。
明治5年創業の「酔鯨酒造」は、高知市内に残る唯一の造り酒屋。「酔鯨酒造」が究めるお酒のコンセプトは、料理を引き立て、飲み飽きせず、食事と共にずっと飲み続けられる〝究極の食中酒″! この食中酒を実現するために、甘み・辛味・旨み、そして、元来日本酒の味の評価において欠点とされていた酸味や苦味をもバランス良く含むことで、ふくよかなコクとキレの良い味わいを目指しているそうです。
また、長年の歴史で培われた技術・経験を活かして純米酒や吟醸酒などの特定名称酒の醸造に力を入れ、現在では海外にも販路を有す、高知県が誇る蔵元となりました。
「酔鯨酒造」は、坂本龍馬像が佇む景勝・桂浜のすぐ近くにあります。日本酒のおよそ8割を構成する〝水″は高知市の北部にある土佐山地区の湧水、香りを生み出す〝酵母″は主に熊本県で開発された酵母「KA-1」、味わい全体を決める〝米″は「吟の夢(高知県)」や「八反錦(広島県)」、「松山三井(愛媛県)」や「山田錦(兵庫県)」などを使用。原料米の特徴を生かす為、それぞれの仕込みは同一品種、同一精米歩合のお米を使用しているそうです。
その年の気候や、お米の出来具合で味わいに違いが出る日本酒。「酔鯨酒造」では、徹底した数値管理と再現性が可能な設備、最新の洗米装置などを導入することで、高い品質が保たれているんですよ。
中でも、「八反錦」を精米歩合40%まで丁寧に磨きあげて醸す「酔鯨 純米大吟醸 旭友(きょくゆう)」は、「酔鯨酒造」の根強いファンに支持されている逸品です。純米大吟醸は一般に、食前酒や食後酒として少量をいただくことが多いのですが、本品は穏やかな吟醸香と爽やかな柑橘系の酸味があるスッキリした飲み口で、魚・肉を使った和洋料理全般によく合い、食事にあわせて〝飲み続けられる純米大吟醸″として人気なんですよ。〝幅あるのに後味のキレがある″と称される酔鯨らしい味わいは、どんなに飲んでも飲み飽きません!
「酔鯨酒造」では、日本酒の他に焼酎や梅酒なども造っているんだそうです。明治、大正、昭和そして平成まで途切れることなく造り続けられてきた〝究極の食中酒″を是非お試し下さい。
●酔鯨酒造 高知県高知市長浜566-1
TEL088-841-4080 https://suigei.co.jp/
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