土佐のソウルフード、『かつおのたたき』
2015.10.29
テーマ:こじゃんとうまい
最終更新日:2023年6月30日
『かつおのたたき』は、農林水産省『農村漁村の郷土料理百選※』で選ばれた高知県の郷土料理で、別名『土佐造り』とも呼ばれます。
高知県は東西に長く太平洋に面し、沖には黒潮が流れ、温暖多雨な気候です。
鰹は水温19~23度の暖かい海を好み、春は土佐湾沖の黒潮に乗って北上し、秋には南下します。春に獲れる鰹は『初鰹』、秋は『戻り鰹』と呼ばれています。
今の時期に獲れる『戻り鰹』は、長距離を泳いで身が引き締まり、魚体も大きく脂が乗っているのが特徴で、高知県民にとっては、まさに秋の味覚の代表格。食卓に上る日を心待ちにしているのです。
太平洋の鰹を使って作られる『かつおのたたき』。
料理の起源としては、漁師のまかない料理から発展したという説、鰹節を作る際に残る部分を皮付きのまま焼いたという鰹節派生説、土佐藩主・山内一豊が食中毒防止を理由に鰹の刺身を禁止したことから、表面を焼いて焼き魚と称して食べられたという説・・・等、諸説あります。
鰹を皮付きのまま表面のみを炙り、切り分けてタレと薬味をかけて完成というのが基本のレシピ。しかし、タレや薬味、炙った後の冷まし方等が地域によって少しずつ違います。
よく知られている、県中心部の『二杯酢のたたき』、県東部の『ゆのすのたたき』、県西部の『醤油のたたき』、人気上昇中の『塩たたき』。各家庭の数だけ味があるのです。
『かつおのたたき』を食べる為だけに来高される方も多いほど、『別モノ』と絶賛される本場高知の『かつおのたたき』。一度味わいに訪れてみませんか?
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※全国各地の農山漁村で脈々と受け継がれ、かつ『食べてみたい!食べさせたい!ふるさとの味』として国民に支持されている郷土料理
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