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動物たちの生息地の環境を再現した「高知県立のいち動物公園」

2019.3.25

テーマ:ろいろいしゆう記

土佐闘犬の横綱を目指して日々奮闘している「土佐ケン」です。
高知県の東部に位置する香南市には、「人も動物もいきいきと」をテーマに、檻や柵が少なく、植物や岩などで動物たちの生息地の環境を再現した緑豊かな「高知県立のいち動物公園」があります。
園内は「温帯の森」、「熱帯の森」、「アフリカ・オーストラリア」、「ジャングルミュージアム」など各ゾーンに分けられており、そこで生息する動物たちの生態を学ぶことができます。

温帯林が生い茂る温暖な地域の森をイメージした「温帯の森」には、園内で人気の高いレッサーパンダをはじめ、アメリカビーバーやカリフォルニアアシカなどが暮らしています。
赤道付近の高温多湿地に広がる森をイメージした「熱帯の森」では、チンパンジーやワオキツネザル、キンカジューやフラミンゴなどが見られます。なんとワオキツネザルの世界は女性優位の社会だそうで、高知の元気な女性「はちきん」にそっくり!他にも「ヒトに最も近い動物」といわれるチンパンジーがいきいきと過ごす姿が観察できるよう、間伐材を利用したタワーやりんごジュースが入った人工アリ塚なども用意されています。

  

広大な草原が広がる「アフリカ・オーストラリア」ゾーンでは、キリンやシマウマなどの大型草食動物と鳥類が一緒にのんびりと過ごしています。ここには、「動かない鳥」としても有名な、園内で人気ナンバー1のハシビロコウが!他の鳥に比べると動かない時間は多いそうですが、タイミングが合えば展示場の中を飛び回ったり、クチバシをカタカタと鳴らす行動を見ることができるかもしれませんよ!
国内最大級の「ジャングルミュージアム」は、平成7年に建設された日本初の本格的な熱帯雨林館です。緑豊かな植栽を背景に、哺乳類、鳥類、魚類など、熱帯雨林に生息する様々な動物たちが生活しています。

他にも、ブチハイエナやマレーグマ、カワウソやカピバラ、ニホンリスなどの愛くるしい姿が見られます。
園内には、レストランや売店のほか、遊具が設置された「ピクニック広場」、自然科学や動物に関することを楽しく学べる「どうぶつ科学館」もあるので、1日中楽しめて自由研究にもピッタリ♪

 

また、「ピクニック広場」の前には「こども動物園」があり、ミゼットポニーにご飯をあげたりモルモットとふれあうこともできます。毎月第1日曜日には園長といっしょに園内を巡る「園長と散歩」、第2日曜日には動物園のバックヤードを飼育スタッフに案内してもらえる「裏側探検」などイベントも充実。
毎年8月頃から開催される夜の動物公園「のいちdeナイト」もオススメですよ。イベントなどの情報は「高知県立のいち動物公園」のHPをチェックしてみてくださいね♪

●高知県立のいち動物公園 高知県香南市野市町大谷738
TEL0887-56-3500 http://www.noichizoo.or.jp/