期間限定の美味魚「メジカの新子」をブシュカンで味わおう!
2016.8.26
テーマ:ろいろいしゆう記
最終更新日:2024年11月19日
#メジカ #メジカの新子 #ブシュカン
今回は、漁業の町として有名な高知県の須崎市などで、8月中旬頃から約1ヶ月間しか味わうことの出来ない「メジカの新子(しんこ)」をご紹介します。
メジカとは宗田鰹(ソウダガツオ)の地元の呼称。目と口の距離が近いことから「目近(メジ)」とも呼ばれています。中でも、生後一年未満のメジカの幼魚は「新子」と呼ばれ、須崎市で長年親しまれているんです。
「新子」は、基本的にはメジカの幼魚を指しますが、地元ではマグロの若魚も総称して「新子」と呼んでいるそうです。実はこの「新子」、獲ったその日でないと食べられないといわれるほど、鮮度が落ちやすい魚。高知県民にとっては初秋の到来を知らせる味として人気が高く、旬の時期になると地元の鮮魚店には「新子」がズラリと並べられ、高知名物のカツオが脇に追いやられることもあるんだとか!
「新子」の魅力は、さっぱりとした旨味と、赤身なのに噛めばモッチリと跳ね返してくる独特の食感です。
食べ方は、醤油に土佐独自の柑橘類である「ブシュカン(正式名称は餅柚)」をたっぷり絞り入れ、そこに「新子」を浸して頂くのが一般的です。
また、沖縄から伝わって、その名になったといわれる「リュウキュウ(ハス芋)」をツマとして添えるのが土佐流。モチモチの「新子」に爽やかな「ブシュカン」、シャキシャキの「リュウキュウ」が三位一体となったクセになる味わいなんですよ!
そんな、メジカの美味しさを少しでも多くの人に知ってもらおうと、須崎市では毎年「新子まつり」を開催しています。
今年は、9月3 ・4日に開催! 会場内には「新子」はもちろん、須崎名物「鍋焼きラーメン」やウツボ料理、カツオのたたきなど美味しい屋台が約30店舗出店する他、餅投げやフラダンス、バンド演奏などのステージイベントもあります。みなさんも、約1ヶ月間しか味わえない、極上の「新子」を食べてみて下さいね♪
※なお開催についての情報は公式HPにてご確認ください。
●須崎新子まつり実行委員会 TEL0889-42-1894(竹内精肉店)
取材協力/須崎市観光協会 TEL0889-42-2575
須崎市観光協会公式HPはこちらから
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