よさこい祭り本番まで、あと30日
2015.7.11
テーマ:ある日の支店長
古くから土佐に伝わる民謡「よさこい節」。
ところで、『よさこい』の意味って知っちゅう?
『夜さり来い(夜にいらっしゃい)』が変化した言葉やとか、木遣り唄の『ヨイショコイ』のかけ声が変化したとか、『よっていらっしゃい』の意味やとか、色んな説があるがでぇ。
この『よさこい節』が昭和25年に高知市が主催した『南国高知産業大博覧会』のテーマ音楽に選ばれたときに、初めて振りをつけて街頭で披露されたのが『よさこい踊り』の始まりらしい。振り付けの型はなんと、日本舞踊の5流派のお師匠さんたちに頼んで作ってもろうたがやと。スゴイねぇ。
『よさこい祭り』のスタートは昭和29年。不景気を吹き飛ばして高知市民のみんなぁを元気づけようと、750人の有志で始めたがやって。
当時のよさこい祭りは、民謡の曲調に、鳥追い笠に着物姿、日本舞踊の要素を入れた盆踊りスタイルやったらしいでぇ。このスタイルは今でも『正調』っていわれて受け継がれちょって、リスペクトされちゅうき。
衣装は次第にチームの個性を象徴するものになってきて、どのチームも工夫を凝らして競いゆうねぇ。曲調もサンバやレゲエ、ヒップホップ等、年々バリエーションが増えてきて、今のカタチになったがよ。
最近の人気チームはアップテンポの曲が多いねぇ。隊列の動きを組み合わせたフォーメーションの変化も見所の一つやきね。
今年はみんなぁ、どんな趣向でくるろうか。まっこと楽しみや。
『よさこい祭り』は、職場や学校、町内会、趣味友達とか、いろんな繋がりの仲間同士でチームを作るがよ。『鳴子を手に前進する』『音楽によさこい節のフレーズを入れる』『地方車を1チーム1台使う』の三原則を守ったら、子どもからお年寄りまで誰でもみんなぁ参加できるきねぇ。
今年のよさこい祭りには206チーム、総勢18000人も参加するがやと。
その中で、高知県外のチームは63チームもあるがやって。
よさこい祭りの総元締めである『よさこい祭り振興会』に聞いてみたがやけど、日本国内に『よさこい』を冠したお祭りは200近くもあるがやと。
ほんでなんと、海外ではガーナと高知市の姉妹都市スラバヤでも開催されゆう!よさこいは、世界中で愛されゆうがやねぇ。
踊り子の人数が多くなったら、練習場所の確保も難しくなるけんど、この時期は高知市が市内の公園4ヶ所を練習場所として貸してくれるがでぇ。
高知のショッピングストリート『帯屋街』の真ん中にある『中央公園』もその1つながよ。
街の中を歩きよっても、鳴子の音や練習のかけ声が聞こえてきて、気分も盛り上がってくるぜよ。
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