千客万来おきゃくブログ

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太陽と潮風の恵みを受けた土佐の干物としらす干し☆

2021.8.13

テーマ:土佐のイチオシ

おいしいものが大好きな「かつお三兄弟」です。
高知県東部に位置する安芸市は、日本有数のナスの生産地として有名ですが、実は漁業も活発な地域。特にしらす漁が盛んで、釜揚げしらすやちりめんじゃこは安芸市が誇る特産品の一つになっています。今回は、安芸漁港のすぐそばで100年以上にわたり、天日干しの製法を受け継いでいる老舗「田渕水産」をご紹介します。

   

「田渕水産」では、4代目・田渕裕人さんと両親の親子3人で日々美味しい干物やしらす干しを作っています。干物に使われるのは、安芸市をはじめ、室戸市や宿毛市で水揚げされた新鮮な魚。熟練の技で素早く丁寧に下処理し、徳島県鳴門産の塩を独自に配合した塩水に浸した後、塩抜きを行います。魚の種類や大きさ、天候や気温によって塩の配合量や浸水時間、干す時間に至るまで、細かく調整。虫除けしつつも干物づくりに欠かせない風を取り込める天日干し用の箱は自作なんですよ!まさに美味しさへの追及に余念なし!

   

爽やかな潮風と太陽の光をたっぷりと浴びた干物は、魚本来の美味しさとやさしい塩味が魅力♪ふっくら肉厚で旨味たっぷりの青アジや、淡白で上品な味わいのカマス、脂乗りが良く酒の肴にもってこいの沖ウルメなど旬の魚の干物を取り揃えています。
人気のしらす干しには、父・順一さんが長年培った目利きで仕入れる、地元安芸市産の朝獲れ生しらすを使用。鮮度抜群なまま釜茹でし、天日干しすることで、ふんわりしっとり、柔らかで口当たりの良いしらす干しに♪干す時間で印象がガラリと変わる、少し固めに仕上げた食べ応えのあるじゃこカチリもオススメ☆どちらもホカホカご飯のおともにピッタリです◎

     

100年以上受け継がれる製法を用いて、親子で手間暇惜しまず丁寧につくりあげる「田渕水産」自慢のしらす干しや干物は、加工場や電話注文で購入できます。自然の力で素材の魅力を存分に引き出した、天日干しならではの美味しさを是非一度味わってみてくださいね♪

●田渕水産
高知県安芸市千歳町1-15 TEL 0887-35-2472