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噛めば噛むほど味わい深い檮原町の高麗雉(こうらいきじ)

2017.6.3

テーマ:土佐のイチオシ

最終更新日:2024年3月22日

 

梼原町きじ生産組合

新時代への幕開けを夢見た私が、土佐藩を脱藩する際通った山道「龍馬脱藩の道」が残っていることでも知られています。

檮原町では、古くから狩猟が盛んに行われており、獲物のなかでも「(きじ)」は昔から高級食材として食され、とっておきのご馳走でした。そんな食文化が根付く檮原町の飲食店には、雉の鉄板焼きや丼に加え、雉肉を使ったラーメンやパスタメニューがあるほど人気なんです!今日は、そんな雉の生産から加工、販売まで行っている、「梼原町きじ生産組合」をご紹介します。

きじ

梼原町きじ生産組合」は、野生の雉が年々減少していく中、もともと雉を飼育していた生産者から雉を購入し、大切に育てあげ、卵を孵化させることに成功。減少傾向にある雉を増やすと共に、雉の生産や加工する作業は、雪が積もり仕事が少なくなる冬の時期に、地域住民のよい仕事になるのではないかと考え、昭和60年に「梼原町きじ生産組合」を設立。当初は、数羽からのスタートでしたが、現在は年間約3,000羽の雉を飼育しています。

年間約3,000羽の雉を飼育

年間約3,000羽の雉を飼育

年間約3,000羽の雉を飼育

雉は、冬の寒さが厳しいほど質の良い脂を蓄え美味しくなります。「梼原町きじ生産組合」では四国カルストの麓、標高約600ⅿのところに飼育小屋を構え、放し飼いで育成。飲み水には四万十川源流域の水を掛け流し、飼料には山に生えたアザミやハコベなどの山野草、無農薬の新鮮な野菜などを与えており、上質な肉質の雉へと育っています。雉の処理は、手作業にこだわることで旨味や食感をそこなわず真空包装でき、急速冷凍するため新鮮で安全。本当に美味しい雉肉を、自信を持って日本全国へと届けています。

雉肉

キジガラスープ

雉肉は、程よい噛みごたえと、さっぱりとした旨味が特徴。飼育された雉は野生の臭みがないため、豊かな風味がより楽しめるそうです。さらに、脂質が少なくカロリーは鶏肉の約半分程度ミネラルも多く含まれています。雉肉料理で特に有名なのが「キジ鍋」です。「梼原町きじ生産組合」の加工品の中で、「キジ鍋セット」はとても人気が高い商品で、雉肉と、キジガラから半日以上かけてとった味わい深い出汁から作られた鍋スープが付いています。「キジ鍋」には、ゴボウや大根などの根菜がよく合うそうですよ。

雉肉料理で特に有名なキジ鍋

雉肉は、「梼原町きじ生産組合」のHPから購入できます。雉は、1年に一時期しか産卵しないほか、鶏に比べ飼育期間が長く、200日以上かけて大切に育てているそうです。手間ひまかけた雉の美味しさを、是非お鍋で味わってみて下さい。

●梼原町きじ生産組合  高知県高岡郡梼原町六丁62
TEL0889-67-0831  https://www.kiji-kumiai.com/

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