2016年6月13日
輪抜けさまに行こう
2016.6.13
テーマ:ろいろいしゆう記
最終更新日:2024年11月1日
『夏越の祓』(なごしのはらえ)は、一年の折り返しにあたる6月30日に行われる厄落としの神事です。
半年間の穢れを祓い、向こう半年間の健康と厄除けを祈願する『夏越の祓い』の歴史は古く、西暦701年にはすでに行われていたそうです。
高知県には、6月30日に『輪抜けさま』と呼ばれるお祭りを行う風習があります。
『輪抜けさま』の日には、神社に大きな『茅の輪』が構えられ、訪れた人々は『茅の輪』を左、右、左と『8』の字を描くようにくぐりながら穢れを祓い、暑い夏を元気に過ごせるように、と祈ります。
お参りのあとは境内で涼をとったり、近くに立ち並ぶ屋台を巡ったりと、思い思いに夏の夜を楽しみます。
高知県では、『夏は輪抜けさまで始まり、志那祢様で終わる』という言葉もあり、『輪抜けさま』は夏の始まりを告げる大切なお祭りとして親しまれています。
毎年6月に入ると、近所の神社や地域の掲示板に『輪抜けさま』の開催日時を告げるお知らせが張り出され、子どもたちは夏最初のお祭りを心待ちにし、大人たちは『もうすぐ暑くなるねぇ』と季節の移り変わりに思いを馳せます。
そして8月も終わりに近づく頃、土佐の総鎮守神社である『土佐一ノ宮 土佐神社』で行われる『志那祢祭』の日が近づいてくると、夏の終わりと秋の訪れを感じるんです。
長く厳しい高知の夏を知る高知県民にとっては、幼い頃から体にしみついている風習なんですよ。
『輪抜けさま』に行って暑い夏をのりきろう!!
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