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行列ができる須崎名物「鍋焼きラーメン」

【グルメ】うまいもん

行列ができる須崎名物「鍋焼きラーメン」

まわりにいる人達をポカポカにさせることが大好きな「しょうが」です。

須崎市には、そんな僕に負けないくらい、たくさんの人をポカポカにしている、ご当地グルメがあります。

それは、50年以上ものあいだ、須崎市で愛され続けている「鍋焼きラーメン」という、熱々ラーメン。一般的に「鍋焼き」といえばうどんですが、須崎市で「鍋焼き」といえば、ラーメンがポピュラーなんですよ♪

鍋焼きラーメン」は、昭和55年頃まで営業していた「谷口食堂」というお店が発祥であると言われています。

開店したのは戦後まもない食糧難の時代。たまたま「谷口食堂」の斜め前が鶏屋だった事からスープは鶏がらベースに。出前が多かったため、ラーメンが冷めないようにと、ホーロー鍋を使用した「鍋焼きラーメン」が誕生しました。このスタイルが評判となり、須崎市内で「鍋焼きラーメン」を提供するお店が徐々に増えていったんだそうです。

須崎名物・鍋焼きラーメンプロジェクトX

平成14年には、全国に「鍋焼きラーメン」の美味しさをアピールしようと、須崎商工会議所のメンバーを中心とした「須崎名物・鍋焼きラーメンプロジェクトX」が発足。須崎市独自の食文化を次世代に伝えていくため、「伝説の名店・幻の味」として語り継がれていている「谷口食堂」の作り方や食材を元に、「鍋焼きラーメン」の7つの定義を設けました。
それがコチラ!

  1. スープは、親鳥の鶏がら醤油ベースであること
  2. 麺は、細麺ストレートで少し硬めに提供されること
  3. 具は、親鳥の肉・ねぎ・生卵・ちくわ(すまき)などであること
  4. 器は、土鍋(ホーロー、鉄鍋)であること
  5. スープが沸騰した状態で提供されること
  6. たくわん(古漬けで酸味のあるものがベスト)が提供されること
  7. 全てに「おもてなしの心」を込めること

今では、須崎市に無くてはならないご当地グルメとなり、市内だけでも約33軒のお店が「鍋焼きラーメン」を提供しています。

市内だけでも約33軒のお店が「鍋焼きラーメン」を提供しています

具材の卵を別皿に移して麺をその卵につけて食べたり、「鍋焼きラーメン」をおかずにご飯を食べたり、麺を食べ終わった後にご飯を入れて雑炊風にしたりと、自分流の食べ方を見つけるのも魅力のひとつ!
また、「鍋焼きラーメン」の名店と言われる「橋本食堂」では、通信販売用の商品を開発。自宅でもホーロー鍋や土鍋で簡単に本場の味を堪能できるようになったんですよ♪

なべラーマン

須崎市民が昔から親しんできた食文化「鍋焼きラーメン」で地域おこしをと、「アンパンマン」で有名な漫画家・やなせたかし氏によるキャラクター「なべラーマン」もPRに奮闘中。須崎名物「鍋焼きラーメン」。その美味しさを是非ご賞味下さい♪

日本一熱いラーメン、鍋焼きラーメン
TEL0889-40-0315(須崎市観光協会)

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