旬の果実を最高の美味しさで!老舗青果店「堀田商店」の挑戦!
【グルメ】うまいもん

こんにちは!!
高知県の特産果実代表、元気でさわやかな「文タン」です。
一年を通して太陽の恵みをたっぷり受ける高知県は、特産品の文旦をはじめ、とっても甘くてジューシーな青果の宝庫です!
今回は、そんな旬の青果の美味しさを誰より知り尽くした店主が営む、【有限会社堀田商店(青果の堀田)】さまにおじゃましました!!
創業77年!高知の地産外商の礎を築いた老舗

高知市永国寺町に店舗を構える【堀田商店】は、昭和23年に創業、今年で77年目を迎える老舗青果店です。

現在の3代目店主・昌也(まさなり)さんの父である創業者・利徳さん(大正生まれ)は、出征前に八百屋に奉公していました。
当時の八百屋は、仕入れた野菜や果物を盛り付けに使える形にあつらえて納品するのが主流。奉公で培った包丁の技術と経験を活かし、利徳さんは戦後間もない高知市で八百屋を開業しました。
堀田商店創業者・利徳さんと妻の佳さん
利徳さんは八百屋を営むなかで、まだ「特産品」といった概念がなかった高度経済成長の時代に、県外へのギフト発送をいち早く展開。全国誌の一面カラー広告で文旦や新高梨などの宣伝を続けたことで、次第に「高知県特産果実」としての認知を広げました。
今でこそ地産外商という言葉が当たり前に使われていますが、実に50年以上も前に先見の明をもって高知県特産品の礎を築いた功労者の一人が、利徳さんだったのです。

そんな時代のパイオニアから代々受け継がれる堀田商店のこだわりは、「品質(のハードル)を下げないこと」。
3代目店主自らが味見をし、経験から培った研ぎ澄まされた味覚によって、取り扱う商品を決めています。
「他の店ではもう出ちゅうのに、まだ置いてないかえ?」とお客さまから聞かれることもありますが、それは「まだ本当に美味しい味になっていないから」。
世間の流行りや、「季節ものだから」といった理由だけで商品を並べることはありません。
「記憶の棚にある一番美味しい味」をベースに、その年々の生産状況を考慮しつつも、信頼できる品質を維持しています。この妥協なきこだわりが「堀田さんの所で買ったものにはハズレがない」と信頼される理由です。
4代目の挑戦と、異例の快挙
日々妥協のない素材選びを続けてきた堀田商店にも、長い間直面してきた壁がありました。それは、「旬を過ぎて店頭から下げたフルーツたちやギフトに使えないキズの商品たち」です。
これらをどうしたら美味しく味わってもらえるのかという思いをずっと抱えていました。
とはいえ、堀田商店の看板はあくまで「生の味」。安易に砂糖や蜂蜜を加えたものは作りたくない。胸を張ってお客さまに勧められる商品にしたいという強い信念がありました。
左から4代目・昌照さん、3代目店主・昌也さんご夫妻
そんな中、この課題に4代目・昌照さんが挑戦。堀田商店77年の歴史の中で新たな商品として生み出したのが、「ドライフルーツ」でした。

ドライ加工を経ても、厳選された果実そのものの味を楽しめる商品を目指し、老舗のこだわりと技術が凝縮された仕上がりとなっています。
老舗の八百屋の確かな目利きと、その「頭ひとつ抜きんでた」商品性が高く評価され、商品開発からわずか2年という異例の速さで【ジャパン・フード・セレクション】でグランプリ受賞という快挙を達成しました。

新高梨から始まったドライフルーツ開発は試行錯誤を重ね、現在は文旦、フルーツトマト、巨峰、スイートコーンなど全11種類にまで拡大。それぞれの青果の味を生かしたカラフルな商品ラインアップとなっています。

お子さまからお年寄りまで、小腹が空いた時にバックに入れて、お酒のおともに、お土産として、たくさんのシーンで喜ばれる商品です。

老舗の八百屋、青果店として、こだわり続ける美味しさと品質。
どこにでもある青果でも、堀田商店が取り扱う商品として、自信を持っておすすめできないものは売りません。
「美味しいフルーツを探しゆう方」は、堀田商店の目利きと品質をぜひご体感ください♪♪













