天然素材の温もりを感じる竹製ランチボックス
2016.10.14
テーマ:土佐のイチオシ
よさこいおきゃく支店の渉外担当「いごっそう」です。
健康や節約、エコにもつながることから、女性のみならず自分でお弁当を作る〝弁当男子″も増えている現代。「毎日使うものだからこそ、お弁当箱は飽きのこない素敵なデザインのものを選びたい!」という人も多いのでは?
そこで今日は、お昼の時間をちょっぴり豊かにしてくれる天然素材のお弁当箱をご紹介します。
こちらは、高知県産の孟宗竹(もうそうちく)の集成材から作られた、天然素材の温もりを感じる「竹製ランチボックス」です。
「竹製ランチボックス」は、張り合わせではなく、竹集成材をくりぬいて作る削りだし加工なので、フォルムに一体感が生まれます。また、料理の美味しさをより一層引き立ててくれる、天然素材ならではのナチュラルな風合いも、シンプルながら人気の理由のひとつとなっています。
そんな素敵な「竹製ランチボックス」を作っているのは、竹集成材の製造や加工を手掛けている「コスモ工房」です。
「コスモ工房」は平成15年、木材加工業として高知市で創業。日本の伝統素材である竹材ですが、プラスチックなどの普及により、当時、竹材の需要は減るばかりの状況でした。放置される竹林が増え、繁殖力の強い竹が他の植物の成長を妨げる「竹害」の深刻さを目の当たりにし、「竹害」から里山を守りたいと、平成18年に竹の製品化を決意します。もとより、高温多湿の高知県の土壌で、太陽をいっぱい浴びて育った竹の品質は折り紙つき。良質な竹材を無駄無く活用しようと、日々研究を重ね、ようやく製品化に成功しました。
現在は、「自然素材の新たな可能性にチャレンジする」をコンセプトに、「竹製ランチボックス」をはじめ、テーブル天板やサービングボード、竹材で作る車のハンドルの材料などを製造販売しています。
「コスモ工房」で取り扱う竹の伐採や一次加工は、高知市の「竹材センター」が行っています。「竹材センター」の代表を務める須藤さんは、建設関係の仕事も担う、木材や竹を知り尽くしたスペシャリスト!製品に適した竹を厳選しながら、里山を整備しています。
「竹製ランチボックス」に使われる竹集成材とは、竹を重ね合わせ、圧縮機械にかけて積層した板です。竹材の漂白などは一切行わず化学薬品も不使用、接着剤には人体と環境に優しい、JIS製品最上位規格のものを使用しています。
竹の伐採から成形、塗装までを全て高知県下で行う、〝made in 高知″の「竹製ランチボックス」を使えば、きっと今よりもお弁当作りが楽しみになりますよ♪
●コスモ工房 高知県高知市仁井田字新築4650 TEL088-847-1823 http://cosumo-kobo.jp/
「竹製ランチボックス」をはじめ、高知の素敵な特産品がもらえる定期預金「土佐からの便り定期」はこちら!
最近の投稿
テーマ