室戸とクジラの歴史を学べる体感型資料館「キラメッセ室戸 鯨館」
【おでかけ】ろいろいしゆうき

高知の歴史に詳しい「歴史じいさん」です。
高知県東部の室戸市は、日本列島を回遊するクジラの通り道だったことから、土佐捕鯨発祥の地として古くから栄え、日本有数の捕鯨の町として知られてきました。
今回は、室戸市とクジラの歴史を子どもから大人まで楽しみながら学ぶことが出来る体感型資料館「キラメッセ室戸 鯨館」に行ってみました。

デジタル技術が満載の資料館に入ると、まず目に留まるのがかつて捕鯨で使用されていた勢子船や原寸大のクジラの模型。

この勢子船では船上からの眺めをVR(仮想現実)で体験することができ、360度に広がる美しい海や目の前に出現する大迫力のクジラが楽しめます!

また、江戸時代に描かれたとされる、古式捕鯨を今に伝える5枚の貴重な歴史的資料古式捕鯨絵図の展示と、その古式捕鯨絵図をベースにデジタルアート化した臨場感あふれる3Dショートアニメーションも見所♪

2階にあるクジラの生態展示コーナーでは、クジラの種類や生態などを分かりやすく紹介しており、ザトウクジラやマッコウクジラの骨格標本も展示しています。

クジラの生態展示コーナー奥にあるワークショップルームでは、学研が「鯨館」のために制作した学習映像コンテンツが上映され、古式捕鯨について分かりやすく解説してくれます。学習後にはクイズにも挑戦できるので、子どもたちに大人気なんだとか!

施設入口側の2階には、室戸市やクジラに関する本がズラリと並ぶ図書館も併設。

そこから、テラスに出れば美しい太平洋が一望できます!「鯨館」限定のスマートフォンアプリをダウンロードして、クジラと一緒に記念撮影ができるAR(拡張現実)などもありますよ!

家族みんなで楽しめる「キラメッセ室戸 鯨館」へ是非お出掛けしてみてくださいね♪










