端午の節句を祝う大漁旗!?
2016.4.30
テーマ:ろいろいしゆう記
最終更新日:2024年10月31日
5月5日は、五月人形を飾ったり、柏餅やちまきを食べたり、鯉のぼりをあげるなど、全国でさまざまなお祝いが行われます。
実は、南国高知では、鯉のぼりや幟とともに、あるものが掲げられるんですよ。
それは、大きいもので縦が約4m、横が約7mにもなる巨大な旗、「フラフ」です!
「フラフ」は、旗を意味するオランダ語の「vlag」や英語の「Flag」が、土佐流に訛った言葉といわれています。旗の形状は、大漁旗から着想されたものといわれており、明治の終わり頃から、天候の不順な農繁期における生活の中で、取りあつかいを簡便にするため工夫して作られた形が風習となり、伝統となっていったそうです。
さんさんたる太陽の光を浴び、鯉のぼりと共に五月の風に乗って勇壮にたなびく「フラフ」は、まさしく南国高知の初夏の風物詩です。高知県では主に高知市から東の海岸地域で見られるんですよ♪
「フラフ」に描かれるのは、神功皇后、源義経、那須与一などの勇壮な武者絵から、なつかしい童話や昔話に登場する桃太郎、金太郎の絵柄など、多種多様です。 中でも、雷神の子・金太郎と大きな鯡鯉を描いた「金太郎遊鯉の図」は、愛児の健やかな成長祈願とともに、1年間の天候の平穏や五穀豊穣を合わせて祈るものとして、特に愛好されているそうです。
また、絵柄とともに、男の子の名前や家紋を入れた「フラフ」が多く見られるのも特徴なんですよ。
全工程が手づくりで仕上げられる「フラフ」。
「高知県立美術館 ミュージアムショップ」のHPでは、五代にわたって染織工芸を営む「吉川工房」の作品を見ることができます。
フラフの構図に新境地を開いた先々代・吉川半蔵の技法を受け継ぎ、土佐伝統技能継承者として「土佐の匠」の認定を受けた五代目・吉川毅氏の迫力ある作品を是非ご覧下さい♪
●高知県立美術館 ミュージアムショップ 高知市高須353-2
TEL088-866-8118 https://moak.jp/shop/
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