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心温まる高知県の「こども詩集 やまもも」

2016.2.12

テーマ:ろいろいしゆう記

最終更新日:2024年10月29日

やまもも第38集

 

こども詩集 やまもも」は、高知県の小・中学校の子どもたちの詩集です。
詩の表現を通して、生活や現実を正しく・深く認識し、感動する心を育もうと、学習の中で子どもたちが書いた詩を、教室の中だけでなく、より多くの人々に読んでもらおうと出版されている詩集です。1977年に第1集が発行されて以降、毎年発行されており、今年で39集目になるんですよ。

 

やまもも第39集

 

詩集には、毎年7000~8000編ほど寄せられる応募作品の中から選ばれた200編あまりの詩が掲載されています。子どもたちが生活のさまざまな場面で感じたことをありのままの言葉で、素直に綴った作品がいっぱいです。

家族との絆の温かさや優しさに溢れた作品もあれば、悲しみと向き合い乗り越えようとするたくましさ、けなげさがみえる作品もあります。
さらに、思わず微笑んでしまう作品など、子どもたちが生きる今が垣間見えます。
今回は、その一部をちょっぴりご紹介します。

やまもも第39集より

 

やまもも第1集より

 

「こども詩集 やまもも」は、高知県民にとってなじみが深く、地元紙「高知新聞」にも定期的に掲載されています。子どもたちのみずみずしい感性や、イキイキした土佐弁で語られる作品には心があったまり、1日のスタートを、ちょっといい気分にさせてくれるんですよ。

 

発刊30周年を記念して作られた単行本 うたいつづけて 35周年記念誌「実践のための詩集 こどもが紡ぐ365日」

県民に愛され、これほど長期にわたって活動を続けている児童詩集は全国的にも珍しく、「こども詩集 やまもも」は現在までに、「日本作文の会・優秀詩作品賞」や「第17回北原白秋賞」、「高知県文化賞」などを受賞しています。

こども詩集 やまもも」は、高知県内の各書店や学校でも購入することができるほか、市町村にある学校図書館や各図書館でも閲覧できます。発刊30周年を記念して作られた単行本「うたいつづけて」や、35周年記念誌「実践のための詩集 こどもが紡ぐ365日」なども出版されているので、ぜひ一度、手にとってみてください。

こども詩集 やまもも」への作品応募は、毎年1月の最後の土曜日が締め切りだそうです。
毎年、7月〜8月には、楽しみながら詩が書けるように「やまもも親と子詩の教室」なども開催しているそうなので、高知県内の小学生・中学生は、来年の応募に向けて、素敵な詩を書いてみてはいかがでしょうか?

●高知県児童詩研究会
TEL088-833‐1208(事務局:潮江東小学校 小松康文)
※2016年2月現在の情報になります。最新情報化はこちらからご確認ください

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