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伝統と趣きを感じるノスタルジックな町並み

2015.12.11

テーマ:ろいろいしゆう記

最終更新日:2024年2月21日

巨大な黄金鈴堂が建つ「正覚寺」中でも、「奈半利町役場」周辺は、古き時代の趣がそのまま残されているんですよ。
今日は、そんな風情溢れる奈半利町の町並みの一部をご紹介したいと思います。明治23年頃に建築されたと言われる商屋「竹崎家住宅」。現在は喫茶店「高田屋」こちらは、明治23年頃に建築されたと言われる商屋「竹崎家住宅」です。竹崎家は樟脳(しょうのう)業で栄えた名家で、平屋建ての主屋の南には庭、北には水切り瓦を備えた蔵があります。防犯のため、蔵の入口は家屋内部にあるそうです。
現在は喫茶店「高田屋」として営業されているので、屋内からゆったりと、当時の雰囲気を味わえます。大正11年頃に建てられたという「野村家住宅」は「倉床の家」と呼ばれており、藩政時代は年貢米を集める地主が住んでいたそうです大正7年頃に建てられたという「森家住宅」は、「土佐の交通王」と呼ばれた実業家・野村茂久馬の邸宅こちらは、「野村家住宅(上)」と「森家住宅(下)」です。
大正11年頃に建てられたという「野村家住宅」は「倉床の家」と呼ばれており、藩政時代は年貢米を集める地主が住んでいたそうです。左右ふき分けになった石塀上部の瓦屋根や入り口内部の曲線を描く石塀が特徴的です。
大正7年頃に建てられたという「森家住宅」は、「土佐の交通王」と呼ばれた実業家・野村茂久馬の邸宅。道路に面した西面は奈半利でも珍しい下見板張りになっています。

この近辺には様々な石塀が点在大きく分けると、浜石を赤土等で留めながら積み上げた丸石の石塀と、石を半割にした石塀の2種類よく見ると、赤土等を雨水から守るための屋根の形などが違っている

また、この近辺には様々な石塀が点在しています。
大きく分けると、浜石を赤土等で留めながら積み上げた丸石の石塀と、石を半割にした石塀の2種類。よく見ると、赤土等を雨水から守るための屋根の形などが違っていたりと、いろいろな発見ができて楽しいですよ。大正6年創業の「藤村製紙株式会社」の蔵当時、四国で唯一の製紙会社こちらは、大正6年創業の「藤村製紙株式会社」の蔵。当時、四国で唯一の製紙会社であったそうです。明治32年に建てられたというこの蔵は、土佐漆喰の壁に、奈半利で最も大きい6段の水切り瓦を備えています。工場と倉庫は平成19年に「近代化産業遺産」に認定されているんですよ。煉瓦アーチの出入口を設けた「森家住宅」煉瓦造りの蔵のある「濱田家住宅」町歩きをしていると、煉瓦アーチの出入口を設けた「森家住宅」や、煉瓦造りの蔵のある「濱田家住宅」などにも出会えます。両家の赤煉瓦は、町の風景にアクセントを生み、美しさが際立っています。

その他、巨大な黄金鈴堂が建つ「正覚寺」や、重要文化財に指定された「旧魚梁瀬森林鉄道」の遺産である石造りのアーチ橋など、現在も堂々とした風格で、訪れる人を迎えてくれます。在郷町として栄えていた頃にタイムスリップしたような気分が味わえますよ。重要文化財に指定された「旧魚梁瀬森林鉄道」の遺産である石造りのアーチ橋

●奈半利町役場 高知県安芸郡奈半利町乙1659−1
TEL0887-38-8182(奈半利町地域振興課) https://www.town.nahari.kochi.jp/

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