ついに誕生!!高知県19蔵目の新蔵元「川澤酒造」
2025.3.7
テーマ:ろいろいしゆう記
お酒に目がないサラリーマン、「楽しく飲む」がモットーの「しばてん踊り」です。
2024年、高知に数十年ぶりの新蔵元が誕生し、土佐酒づくりの歴史に新たな1ページが刻まれました。
今回は、土佐酒に新風を巻き起こすべく、満を持して誕生した「川澤酒造」をご紹介します。
「川澤酒造」が蔵を構えるのは、いの町本川桑瀬地区。この地域は高知県と愛媛県の県境に位置し、冬には寒風山から吹き降ろす冷たい風により、高知県とは思えないほどの厳しい寒さに包まれます。山間にたたずむ酒蔵は、まさに「森の酒蔵」という呼び名にぴったり。酒造りに使用される吉野川水系の谷水は、くせのないピュアな水質で、これが美味しいお酒を生み出す重要な要素となっています。新しい酒蔵の開業は通常の会社設立とは大きく違い、その道のりは決して平坦ではなく、数々の困難がありました。
そして、ついに2024年10月、初蔵出しとして発表されたのが、新銘柄「山に雲が」。この名前は、寒風山にかかる雲が、季節や天候によって様々な表情を見せる様子を表現したものです。「山に雲が」のラインアップには、純米大吟醸「ゴオウゴオウ」「ザアアザアア」「カララカララ」、特別純米酒「ザアグザアグ」といった、何とも魅力的な響きの製品名が続きます。これらの名前は、天候が急変する山の空の音、降り止まぬ雨の音、風と枯葉が笑って遊んでいる音、積もった雪の上を踏みしめる音など、この地で酒造りをしながら感じた自然の音を表現しています。
「川澤酒造」が追及するのは、これまでの日本酒とは一線を画し、日本酒を苦手とする方にも楽しんでいただけるお酒を提供すること。CEL24、スーパーCEL24、リトルCEL等の酵母を絶妙に使い分け、甘さを際立たせながらもあっさりと、そしてすっきりした味は、食前だけでなく、さまざまなシチュエーションで楽しむことができます。商品は高知県内酒販店で購入できるので、まだお試しになっていない方は、ぜひ「川澤酒造」のお酒を味わってみてくださいね♪
今後の製品名もお楽しみに!!
●川澤酒造株式会社 高知県吾川郡いの町桑瀬370番地7
公式ホームページはこちらをクリック☆
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