千客万来おきゃくブログ

  • ブログトップ
  • 記事一覧

大豊町でしか味わえない日本一のどぶろく&固〜い田舎豆腐

2017.8.25

テーマ:こじゃんとうまい土佐のイチオシ

最終更新日:2023年6月30日

 

今日は、「第9回 全国どぶろく研究大会」(平成26年1月開催)で、最優秀賞に輝いた日本一美味しいどぶろくと、「普通の木綿豆腐より、はるかに固い」と噂の絶品田舎豆腐をご紹介します。どぶろくとお豆腐は、どちらも四国山地の中央部に位置する自然豊かな大豊町で作られています。その美味しさは口コミやメディアを通して広まり、今では県外からファンが訪れるほど人気とか!

どぶろくとは、炊いた米に、米麹や水などを加えて発酵させ、漉さずに瓶詰めした乳白色のお酒です。かつては、農家などでも製造されていましたが、明治以降に自家醸造が禁止になりました。現在、「農家食堂ファミリー大杉」で、どぶろくを製造している杉本輝、生まれ育った町に貢献したいとの想いから、大豊町にどぶろくの製造を提案。

平成21年に、構造改革特別区域のひとつである「どぶろく特区」に認定されたそうです。杉本さんは、その後どぶろく作りの講習を受け、製造方法や技術を習得。平成22年より、自身の名前から1文字とった「大杉のどぶろく 輝」の甘口と辛口の販売を開始しました。

大杉のどぶろく 輝」の原材料は、お米・米麹・酵母・乳酸・水。杉本さんの家は代々農家で、どぶろくには自分で作ったお米を使用。酒母(しゅぼ)作りでは、蒸したお米を発酵に適した温度まで冷まして加えたり、発酵具合を何度も確かめて温度管理を徹底するなど、安心できる美味しいどぶろく作りに取り組んでいます。

 

そんなこだわりの詰まった「大杉のどぶろく 輝」の甘口は、フルーティーな甘みとトロリとした口当たりが特徴。辛口は、キレが強くすっきりとした喉越しが楽しめます。毎年、11月23日には「大杉農村広場(大豊町中学校の隣)」で「大杉のどぶろく祭り」を開催。どぶろく飲み放題に加え、大豊町の美味しい料理も集まりますので、ぜひ行ってみて下さいね♪

 

そして、どぶろくのアテにもぴったりなのが、お箸でつかんでも崩れないほど固い「岩原のお豆腐」です。

このお豆腐を作っている広島県出身の三島誠二さんは、古くから豆腐やこんにゃく作りが盛んに行われていた岩原地区の味を残したいと、18年前に奥様の実家である岩原地区に移住。お義母様の後を引き継ぎ、昔ながらの製法でお豆腐を作っています。

通常は、大豆をすりつぶしたあと、加熱してから搾り、豆乳とおからに分けるのが一般的ですが、三島さんは、大豆をすりつぶしたあとに搾る”生搾り”にこだわっています。この方法だと、取れる豆乳の量も少なくなるそうですが、加熱してから搾るより苦みが出にくいんだそうです。自分で割った薪で釜を使って豆乳を加熱し、天日塩を作っている製塩施設から仕入れた高知県産の苦汁(にがり)を加えて型に流し込む…手間も時間もかかる作業ですが、「この味は、岩原地区の人が残してくれた財産」という気持ちから、製法は一切変えていないんだそうですよ!

岩原のお豆腐」は、”固い豆腐”として有名ですが、実は食べてみると、木綿や絹ごしとも違う滑らかな食感が楽しめるんですよ!大豆の香りや旨みが濃く固いことから「そのまま食べても良し、焼いても良し、煮ても良し」の万能豆腐です。お豆腐を購入すると、お豆腐料理の美味しいレシピやパズルなどを記載した、三島さん手作りの「お豆腐便り」も貰えますので、ぜひ参考にしてみて下さい。どぶろくとお豆腐は、日本一の大杉「杉の大スギ」のふもとにある「道の駅 大杉」や「末広ショッピングセンター本店」などで購入できます。みなさんも大豊町の”美味しい”を堪能してみて下さいね♪

●農家食堂ファミリー大杉  高知県長岡郡大豊町杉72
TEL0887-72-0588
Instagram:https://www.instagram.com/family_oosugi/

●岩原のお豆腐  高知県長岡郡大豊町岩原1091
TEL0887-75-0740  http://iwaharanootoufu.com/
HP:http://iwaharanootoufu.seesaa.net/

☆★ーーーーーーーーーーーーーーーーー☆★
高知をこじゃんと応援中!

よさこいおきゃく支店とは?
申し込み方法がよりスマートになりました!
口座開設申込みの流れ
高知のおきゃく文化って知っちゅう?
☆★ーーーーーーーーーーーーーーーーー☆★