高知の定番おやつ「芋けんぴ」
2017.2.24
テーマ:ろいろいしゆう記
最終更新日:2024年12月30日
#芋けんぴ #芋屋金次郎
今日は、僕たちと一緒に高知のおやつ界を盛り上げている「芋けんぴ」をご紹介します。
芋けんぴとは、さつまいもを細長く切って油で揚げ、砂糖蜜を絡めた高知県の名物菓子です。
そもそも「けんぴ」とは、平安時代から土佐に伝わる干菓子のことで、小麦粉・砂糖・水を加えてこねた生地を棒状にして焼いた菓子のことをいいます。小麦を原料とするけんぴは、土佐藩主に献上されたという記録があるほど高価なものでした。さつまいもが薩摩から土佐に伝わってきたのは江戸時代中期のこと。庶民にも親しめるよう、さつまいもを代用品として、けんぴの細長い形状に似せた芋けんぴが誕生したといわれています。
そんな芋けんぴをメインに、さつまいもを使った様々なお菓子を製造・販売しているのが、芋菓子専門店「芋屋金次郎」です。「芋屋金次郎」を運営するのは、昭和27年(1952)創業の「澁谷食品」。先代・澁谷金次郎氏が油で揚げたお菓子を作り始めたのは戦後まもなくのこと。食糧難の時代だった当時でも手に入りやすい芋を使って芋けんぴ作りを始めたところ、いつしかその美味しさが広まっていきました。
「芋屋金次郎」は、現在では高知県内に2店舗、松山や道後、高松や日本橋にもお店を構えています。芋けんぴはもちろん、芋チップやポテトフレークサブレ、店内でしか食べられない芋スイーツなども人気なんだそうです。
芋けんぴに使用しているのは、契約農家が育てた“黄金千貫(こがねせんがん)”というさつまいも。芋けんぴは、さつまいもと砂糖と油だけで作る素朴なお菓子だけに、主材料となるさつまいもは産地選びからこだわり、鹿児島県の大隅半島にあるシラス台地産のほか、宮崎県産や高知県産のものを使用しているそうです。
さらに、添加物や合成甘味料は一切不使用。油は最高級のなたね油と米油をブレンドしたオリジナルの油を使用し、自然素材のみで仕上げた創業時と変わらない昔ながらの製法で作られています。
「芋屋金次郎」の芋けんぴは、さつまいもの旨味と砂糖蜜の甘味、ポリポリッとした食感がクセになる美味しさです。当日または前日に穫れた鮮度の良いさつまいもを加工場でカットし、すぐに揚げているので、フレッシュなさつまいもの味わいが楽しめますよ。
プレーンタイプの芋けんぴに加え、
黒糖芋けんぴや塩けんぴ、
黒胡麻細切り芋けんぴなどもあります。
芋けんぴをチョコレートでコーティングしたチョコがけけんぴも人気なんだそうです。(※チョコがけけんぴは10月~5月の季節限定商品です)
商品は各店舗のほか、「芋屋金次郎」のHPからも購入出来ますよ。
みなさんも、高知県の名物菓子の美味しさをぜひ味わってみて下さいね♪
●芋屋金次郎 日高本店 高知県高岡郡日高村本郷573-1
TEL0889-24-7476 https://imokin.co.jp/
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