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高知が日本一やき! その①

2015.7.17

テーマ:ろいろいしゆう記

東西に長い地形の高知県は、河川流域や海岸線沿いに広がる平野以外のほとんどが山地となっている為、人口密度が低い地方部が数多くあります。
そのため、「こんなところにも学校が!?」と思うような場所に学校があり、驚かれる人も多いようです。

そんな高知県。
実は、平成24・25年に算出された総務省の統計で、6〜11才人口10万人当たりの小学校数と12〜14才人口10万人当たりの中学校数が、共に全国で第1位という結果が出ていました。さらに、高等学校数は2位、保育所数も3位と教育施設が軒並み上位にランクインされているんですよ。
その理由は、校区は子どもの通学距離に合わせて設定されるため、地方部の多い高知県は必然的に学校が多くなるからだと言われています。

また、平成25年の統計では、小学校の児童と中学校の生徒1人当たりの教育費も日本一。平成26年の調査では、全中学生に占める私立中学生の割合が東京都に次ぐ第2位という結果になっていました。                                                                             高知県では、私立中学校へ進学する学生の割合が多いため、教育費が高くなるのかもしれませんね。

ちなみに、高知県と愛媛県にまたがる県境の組合立学校「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小学校」「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山中学校」は、日本一学校名が長い小学校と中学校なんだそうですよ。

ともあれ、地方部にある学校は、大自然や川などが遊び場となる、都会にはない魅力が満載! この先もずっと残していきたいものですね。