須崎市のまちをアート一色に染めるギャラリー
2016.9.2
テーマ:ろいろいしゆう記
最終更新日:2024年11月19日
交通網が整備され便利になる一方、高速道路の延伸などで素通りされる地域、いわゆる「ストロー現象」が起こっている現代。
須崎市はそんな現象を打破しようと、まち全体を高速道路のサービスエリアと見立てて、立ち寄りたくなる魅力的な地域「サービスエリアタウン」づくりを進めてます。
その取り組みのひとつとして平成22年に誕生したのが、観光案内所と地域の憩いの場を兼ねた総合交流施設「すさき まちかどギャラリー」です。このギャラリーは、「美術による地域の賑わいづくり」をコンセプトに、県内外のアーティストや伝統文化を取り上げた企画展などを次々と催しており、注目を集めているんですよ。
ギャラリー施設として選ばれたのは、地元・須崎市で江戸末期より酒造・米穀業・製紙業・金融など、多岐にわたる事業を行ってきた三浦家の元邸宅。大正5年頃に建てられたといわれる塗屋造りの家屋は、高知県を代表する商家建築と評される建物。証券会社時代の名残を今もとどめた事務所と豪奢な造りの母屋が、時空を超え、アート作品の展示やコミュニティスペースとして活用されています。
県内外から注目を浴びるようになった大きなきっかけは、「アーティスト・イン・レジデンス須崎 現代地方譚」というアートプロジェクトです。「アーティスト・イン・レジデンス」とは、国内外から招聘したアーティストたちが、その土地に一定期間滞在して作品を制作する事業で、全国各地で開催されています。
須崎市で行われる「アーティスト・イン・レジデンス須崎 現代地方譚」では、アーティスト自身が、その街を歩き、土地の文化に触れ、地域の人と交流しながら、作品を仕上げていきます。制作期間中、作品が出来上がるまでの過程を見る事ができるので、アーティストの思考の移ろいや情熱などを感じとることもできるんですよ。
今年は、県内外のアーティスト4~6名が、10月13日から2週間滞在し作品を作り上げます。展覧会の開催は10月29日から11月30日まで。同日、須崎市内の古民家やお店、空き店舗を活用したアート作品を展示する「須崎アートアセンブル」も開催。須崎市のまちがアート一色に染まります!
現在館長を務めているのは、国内外で絵画を学び、高校の美術教師を務めた経験も持つ、千葉県出身の川鍋達さんです。川鍋さんは、「すさき まちかどギャラリー」の活用法を模索していた須崎市の募集に応えて、2013年に「地域おこし協力隊」として移住してきたそうです。
実は、「すさきまちかどギャラリー」に配属された頃より、「アーティスト・イン・レジデンス」のアイデアを温めていた川鍋さん。しかし、移住したばかりで協力者を得る術も分からず、運営資金もゼロからという状態でした。そんな時に、運営担当として「すさきまちかどギャラリー」に配属されてきたのが、須崎市出身で様々なネットワークを持った佐々木かおりさん。佐々木さんは早速、東京都を拠点に活躍していたアーティストの竹崎和征さん(須崎市出身の現代美術家)に協力を依頼。力強い協力者を得て、「アーティスト・イン・レジデンス」は実現に向け一気に加速しました。さらに、観光庁が推進する「滞在交流型観光に係る受入環境改善事業」に選ばれ、財源も確保することができたそうです。
第1回目の「アーティスト・イン・レジデンス須崎 現代地方譚」は、そんな3人の立役者と、いくつかの奇跡が重なり、大成功を収めることができました。
「すさき まちかどギャラリー」は、観光案内所やレンタサイクルのほかに、貸館事業も行っており、ホールは地域の人が自身の作品を発表する場として、和室はワークショップや教室として、湯沸室のあるスペースはカフェやランチバイキングなど、様々な活動に利用できるんだそうですよ♪
今後は、まち歩きガイドも行う予定。あなたも、須崎市の魅力やアートに出会ってみませんか?
●すさき まちかどギャラリー 高知県須崎市青木町1-16
TEL050-8803-8668 https://machikado-gallery.com/
※こちらの記事は2016年当時の情報により書かれています。
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