新春を祝う土佐の民俗行事「カイツリ」
2017.1.12
テーマ:ろいろいしゆう記
最終更新日:2023年11月20日
お正月も過ぎて、もうすぐ15日ですね。
1月15日頃は「小正月」とも言われ、お粥をたき、その年の豊作や吉凶等を占うという風習が、日本各地に受け継がれているそうです。
高知県では、昭和初期頃まで、「小正月」に「カイツリ」と呼ばれる民俗行事が行われていました。餅や米を食べて、その年の健康を願ったそうです。「小正月」には欠かせない、「粥」をちょうだいと、ねだる言葉が「粥ツリ(カイツリ)」の由来という説もあります。
「カイツリ」の主役は子ども達。土佐和紙で作った、河童(しばてん)、狐や恵比寿・大黒等のユニークな表情をしたお面や手ぬぐいを被り、「カイツリ、カイツリ」と言いながら近所の家々をまわります。
そう、子ども達がお化けや悪霊の姿に仮装し、お菓子をもらい歩く「ハロウィン」に良く似ていますよね!!でも「ハロウィン」と大きく違うのは、お面や手ぬぐいをかぶった子ども達は、訪問先の家々をお祝いする「神様」である、というところ。
年の初めに家を訪れ祝福してくれる神様なので、家主は快く米や餅、菓子等をふるまい、大切にもてなしたそうです。
新春を祝う土佐の民俗行事「カイツリ」が、旧暦の小正月に近い、平成29年2月4日(土)に高知市の大橋通り商店街で復活します!!
小さな可愛い神様に仮装して、お城下の「カイツリ」に参加してみませんか!?
詳しい内容はこちら↓
○お問い合わせ先 カイツリ復活実行委員会/088-854-7808(平日10:00~16:00)
http://kaitsuri.webkochi.net/
※2017年当時の記事になります。
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