いしはらキッチン「僕、イタドリっす」~地域活性化への挑戦~
【グルメ】うまいもん

よさこいおきゃく支店の渉外担当「いごっそう」です。
高知県から全国展開をめざす商品を発掘する高知家のうまいもの大賞2026で新商品賞を受賞した「僕、イタドリっす」をご存じでしょうか。
今回は、高知の山あいの小さな集落から生まれた「僕、イタドリっす」の誕生秘話、そして地域再生への挑戦を紐解きます。
いしはらの里に誕生した、小さな製造拠点「いしはらキッチン」
「僕、イタドリっす」を製造しているのは、高知県土佐町にある「いしはらキッチン」。
高知県内のホテルの朝食バイキングで提供されていた「食べる鰹ラー油」を、県内で製造できる事業者はいないかという話が、当時集落活動センターいしはらの里で働いていた前田和貴さん(現専務取締役)に届きました。その後、地元の農家や中町小以登さん(現代表取締役)らが集まり、いしはらキッチンを立ち上げました。
新たな高知名産「山の辣油」シリーズ誕生
製造を続けて約1年。「高知県産や嶺北産など、地元の食材にこだわったオリジナル商品を作りたい」そんな思いが自然と湧き上がってきました。そこから試作を重ね、2021年に誕生したのが「山の辣油」です。
高知県産のカツオと地元の野菜をたっぷり使い、旨みと妥協のない辛さが味わえます。
ラインアップは、王道の「カツオ味」を筆頭に、高知県民のソウルフード・山菜イタドリのしゃくしゃく感を楽しむ「イタドリカツオ味」、生姜のキレが際立つ「しょうがカツオ味」、辛いものが苦手な人でも美味しく食べられる「カツオチビカラ味」の4種類。
うま味調味料や保存料を使わず、素材本来の味を引き出したラー油は、冷奴やパスタにひとさじ添えるだけで、辛さと旨みが一気に広がります。
地域の魅力をぎゅっと詰め込み、味にもとことんこだわった「山の辣油」は、発売以来たくさんの方に愛され、リピート買いしてくださるファンも増え続けています。
ご飯のお供やつまみに!山菜のお惣菜「僕、イタドリっす」
多数のコンテストで評価されてきた山の辣油シリーズですが、「辛すぎる」という声もちらほら届いていました。そんな声に応え、お子さまからお年寄りまでみんなが笑顔になれる商品として誕生したのが、山菜のお惣菜「僕、イタドリっす」です。
最大の特徴は、高知県民のソウルフードである「イタドリ」をたっぷり使用していること。
「山の辣油 イタドリカツオ味」の3倍の量のイタドリを使い、辛さを抑えつつ素材の旨みを引き出しています。春のわずか1ヶ月間しか採れない貴重なイタドリの、しゃくしゃくとした食感と程よいピリ辛さは、白ご飯に乗せて食べると手が止まらなくなる美味しさです。
「石原の未来を自分たちで創る」みんなの想いが詰まった、いしはらキッチンの挑戦
この「僕、イタドリっす」は、単なるお惣菜の枠を超え、地域の未来を担う商品でもあります。耕作放棄地でイタドリを栽培し、地元の方が丁寧に皮をむき、塩漬けしたイタドリをいしはらキッチンが仕入れる。地域一体となって、農地活用・雇用創出・文化継承を促進する活動が評価され、「うまいもの大賞2026」では見事「新商品賞」を受賞しました。
「高知県民のソウルフードであるイタドリは、県外では一部の地域でしか食べられていない。私たちには、全国の人たちにイタドリの美味しさを知ってもらう使命がある」と、中町さんは語ります。
いしはらキッチンでは山の辣油シリーズの他に、石原地域の耕作放棄地で栽培されたもち麦を使用した「私、もち麦ちゃん」や、もち麦と生姜をたっぷり使用した食べるドレッシング「La Mattina」を発売しています。これらの商品は、とさのさとアグリコレットや道の駅、オンラインショップなどで購入することができます。
どの商品も、地域の人々が手作業で、一つひとつ想いを込めて作り上げたものばかり。いしはらキッチンのこだわりの品々を通して、イタドリや嶺北地域の食の美味しさをぜひ体感してください♪
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