いにしえの風情が残る佐川町の町並みと桜
【おでかけ】ろいろいしゆうき

高知の歴史ならまかいちょき「歴史じいさん」じゃ。
佐川町の中心部にある上町地区は、江戸時代に土佐藩筆頭家老・深尾氏の城下町として発展。
当時の伝統的な建造物や商家住宅、郷校、酒造などが今もその趣を残しておるんじゃ。
歴史を感じさせる町並みと同様に、上町地区で知られているのが桜。佐川町出身の植物分類学者・牧野富太郎博士ゆかりの「牧野公園」は日本のさくら名所100選に選ばれており、毎年開花の季節には風情ある町並みと「牧野公園」の桜を見に訪れる観光客で賑わいます。




上町地区でまず訪れていただきたいのは、江戸時代中期に建てられた酒造商家を改修した古民家カフェ「旧浜口家住宅」です。店内では佐川町産の紅茶やケーキを楽しめるほか、町内のお土産の購入も可能。隣接されている「うえまち駅(さかわ観光協会)」では、まちの見所やオススメスポットなどを教えてもらうこともできます。
「旧浜口家住宅」のすぐ近くには、江戸時代より造り酒屋として栄えた商家で、現在は国の重要文化財にも指定されている「竹村家住宅」や、慶長8年(1603)創業の「司牡丹酒造」などがあります。併設のお酒のショールーム「ギャラリーほてい」では、銘酒「司牡丹」などをお求めいただくこともできますよ。


他にも、深尾氏が家塾として創設し、多くの維新志士や偉人を輩出した「名教館」や、鹿鳴館時代の面影を残した、県下最古の木造洋館「佐川文庫庫舎(旧青山文庫)」、牧野富太郎博士の生家跡地に建つ資料館「牧野富太郎ふるさと館」などがあります。


深尾家の菩提寺として慶長8年(1603)に創建された「青源寺」では、土佐三名園の1つといわれている美しい庭園が見られます。現在、上町地区の町歩きガイド(要予約)及び、音声ガイドを実施中。

「旧浜口家住宅」から少し南へ向かうと、日本のさくら名所100選に選ばれた「牧野公園 」があります。ここは、牧野富太郎博士から送られた桜・ソメイヨシノの苗を、地元の有志が「青源寺」の土手などに植えたことから始まり、現在では約350本の桜が公園内に咲き誇る、高知屈指の花見どころです。桜以外にも、博士ゆかりの四季折々の山野草がみられるそうですよ。

「牧野公園」では、令和6年3月22日(金)〜4月7日(日)まで「牧野公園さくらまつり」を開催。桜餅をはじめ、うどんや焼き鳥などの売店、「旧浜口家住宅」での春の生花展や、「司牡丹」の酒粕詰め放題など、様々なイベントが行われます。詳しい日程やイベント内容は、「さかわ観光協会」HPをチェックしてみて下さいね。
今年の春は、佐川町の町並みと美しい桜を楽しんでみてはいかがでしょうか?
取材協力/さかわ観光協会
高知県高岡郡佐川町甲1474










