朝峯神社でよさこい祈願!千個の風鈴が響く高知の夏のパワースポット
【おでかけ】ろいろいしゆうき

よさこいおきゃく支店の窓口担当「はちきん」です。
「練習の成果を出し切りたい」「怪我なく踊り抜きたい」。8月のよさこい本番が近づくにつれ、胸の高鳴りと緊張が入り混じる踊り子やご家族も多いはず。
今回は、そんな皆さんの挑戦を力強く後押しし、心に涼を届けてくれる、高知の夏のパワースポット「朝峯神社」をご紹介します。
「安産の神様」だけじゃない?朝峯神社の意外な一面
高知市介良に鎮座する「朝峯神社」。多くの人が「安産・子授け・酒造の神様」という穏やかなイメージを思い浮かべるかもしれません。しかし、お祀りされている神様の神話を紐解くと、その印象からは想像もつかないほどの、熱く力強い物語が秘められています。
♦主祭神:木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
木花開耶姫命は、夫:瓊々杵尊(ニニギノミコト)との間に子どもを授かりました。しかし、夫から「本当に自分の子なのか」と疑いをかけられます。その疑いを晴らすため、出入り口のない産屋に自ら火を放ち、燃え盛る産屋の中で3人の子を出産したという壮絶な物語が残されています。
極限の状況を突破する強靭なエネルギーは、まさに本番に向けて日々鍛錬を重ねる踊り子たちの情熱と重なるものがあります。
境内に響く涼の音色、夏の風物詩「風鈴祭り」
そんな由緒ある神話に思いを馳せながら、入り口の鳥居をくぐると、どこからか「チリン、チリン」と透き通った音が。石段を見上げると、色とりどりの風鈴たちが夏風に揺れ、参拝者を優しく迎えてくれます。
2025年から始まった「風鈴祭り」は、約1,000個もの風鈴が境内を彩り、高知の新たな夏の風物詩として注目を集めています。
木棚に並ぶ風鈴を見上げると、まるで空から涼が降り注いでくるような圧巻の景色。風が吹くたびに一斉に鳴り響く音色は、慌ただしい日常をふっと忘れさせ、心を穏やかに整えてくれます。
晴れの日はもちろん、雨の日もおすすめ。どんよりとした空に鮮やかな風鈴が映え、雨粒が風鈴に触れる音もまた心地よい癒しに。雨の日を楽しみに訪れる参拝者もいるほどです。
今年は初の試みとして、手作りのてるてる坊主を一部に設置。梅雨の季節にぴったりで大好評です。来年のゴールデンウィークには、1,000個のてるてる坊主が並ぶかもしれません。
風鈴祭り
高知県高知市介良乙1927番地
開催日時:6月~9月まで
(詳しい日時はInstagramをご確認ください)
踊り子への想いが詰まった「よさこい守り」
参拝を終えて授与所に立ち寄ると、そこには高知の伝統などを取り入れた授与品の数々が並んでいます。
その中でもひときわ存在感を放つのが「よさこい守り」です。高知名物のよさこいに関係するお守りは他の神社にも例がなく、朝峯神社が3年ほど前に製作を開始。
「持つ人だけでなく、周りの人も生き生きとするように」という願いが込められ、踊り子はもちろん、武芸上達を願う方にも授与されています。
周囲の人たちも元気にするよさこい守りは、地域を盛り上げる祭りの力を象徴する、唯一無二のお守りです。
そのほかにも、月ごとにデザインが変わる「透かし御朱印」や、
日本三大和紙「土佐和紙」を使用した「和紙守り」など、地域の伝統文化を未来に紡ぐ神社の姿勢が、授与品からも伝わってきます。
伝統と新しさが心地よく交差する、夏の朝峯神社へ
古くからの歴史を大切に守りながら、今の高知を生きる私たちに寄り添い、元気を届けてくれる朝峯神社。伝統と新しい試みが心地よく調和する境内の空気は、どこか前向きな気持ちにさせてくれます。
朝峯神社の禰宜(ねぎ)を務める野村承偉さんはこう語ります。「静岡の神社で修行を終えて戻ってきたとき、高知にはよさこいや土佐和紙など世界に誇れる文化があるのに、それを表すお守りが無いことに気づきました。風鈴祭りを皮切りに、高知の新しい観光地となれるよう、これからも挑戦を続けていきます。」
禰宜(ねぎ)...神社の最高責任者である宮司を補佐し、お祭りや社務などの実務を取り仕切る役割を担う役職
古くから伝わる安産や酒造の御神徳を大切に守り伝える一方で、地域の文化を未来へ繋ぐために挑戦を続ける朝峯神社。その力強いエネルギーは、よさこい本番を迎える踊り子にとって心強い味方になるはずです。
よさこい本番前の祈祷に、ぜひ一度足を運んでみてください。
1,000個の風鈴が、あなたの挑戦をそっと後押ししてくれます。
朝峯神社
高知県高知市介良乙1927番地
営業時間:午前9時~午後5時
(お祓いは午前9時半~午後4時)
定休日 :【社務所】毎週水曜日
(お参りやおみくじは可能)
掲載情報は取材時点のものです。現在の状況と異なる場合がありますので、最新の情報は公式サイト等をご確認ください。












