ニュースリリース 2023.12.21

ミタニ建設工業株式会社との「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」契約締結について

高知銀行（頭取　海治勝彦）は、株式会社商工組合中央金庫（以下、商工中金）と連携して、ミタニ建設工業株式会社（代表者　三谷剛平)と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」契約を締結しましたので、お知らせいたします。本件は、高知銀行と商工中金が2023年2月に締結した「サステナブルファイナンス業務における連携・協力に関する覚書」に基づき取り組みした第1号案件となります。

「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」とは、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト（ポジティブな影響とネガティブな影響）を包括的に分析・評価し、当該活動の継続的な支援を目的とした融資です。

当行はこれからも、持続可能な地域社会の実現に向けて、中小企業の皆さまのサステナブル経営の取組みを積極的にサポートしてまいります。

ミタニ建設工業株式会社の概要

所在地	高知市針木東町27番28号
代表者	三谷　剛平
業種	総合建設業

資本金	2,000万円
従業員数	172名（2023年9月時点）
設立	1970年9月

設定したKPI（※詳細は別添の「評価書」をご参照ください）

環境面のKPI	再生材を利用した舗装工事を2028年9月までに125件実施する。 2024年3月までにGHG排出量の削減目標を設定し、中小企業版SBTを取得する。

社会面のKPI	施工管理技士資格について毎年3名以上新規取得する。環境、防災、SDGs、ICT等に関する児童・学生向けの学習会を2023年以降毎年12回以上実施する。健康経営優良法人の認定を毎年継続する。 4日以上の休業を伴う労災事故ゼロを継続する。入社5年以内社員の離職率を20％以下にする。

経済面のKPI	2028年9月までに社員数を190名に増加させる。地域インフラ開発へ貢献する元請工事を毎年土木10件、舗装25件受注する。